一万ヒット記念スト(嘘
2009年 04月 09日
ナンバー1
趣味は家出です・・・テヘ。
『ユッキーをあんまり心配させるんじゃないのよ』というのは旬香おばさんの弁だった。ぼくは両親とドーナツが嫌いで良く家出をする。その受け皿となってくれているのが母の古い友人旬香おばさんだった。美人で見た目も若いけど主義なのかはたまた神にでも呪われているのかまだ独身で恋人もいないそうだ。
家出している間、僕は旬香おばさんの買い物につきあうことにしている。正直いやなんだけどそうしないとアームヘッドの操縦のテクニックを教えてくれないからだ。オーディンのコクピットでは買い物袋を入れるのに足りないそうだ。
赤くて派手なアームヘッドがアームヘッド専用道路を走っているといやでも目立つ。オーディンもぼくのセイントメシアもマニアにとっては有名らしくたまに喧嘩をふっかけられる。
『ティガー、今日のご飯何がいい』
『ドーナツ以外なら何でも』
その日の帰りだった。異変が起きたのは。事件の始まりと言ってもいい。
そのスーパーは駐車場から遠く、まあアームヘッドを停めるスペースを駐車場というセンスも謎だがほかに言いようがない。
一人の柄の悪い男、どうやらリズ系の外国人らしいが女の子に絡んでいるようだった。先に声を掛けたのは旬香おばさんだった。うちの国外国人多すぎだろ。
『何をやっているの』
『関係ないだろ、年増』
ああ・・・・・・言ってしまわれた。禁句を言ってしまわれたぞ。
その禁句を言い終えた瞬間光より速い拳がその男の腹に炸裂なされた。
ちょっとむせながら『何・・・しやが・・・』と男は血を吐きながら言った。
旬香お姉さんはもうこれ以上話を聞くことはないだろう。アームヘッドプロレス無敗を誇る女王になってしまわれたから。顔はニコニコしているが鬼になってしまわれた。
ぱちんと男は指を鳴らす。そうすると空から黒いアームヘッドが現れた。
『どうしても、我々の邪魔をするというのなら、殺す』
我々?殺すとか物騒な。
逆上した相手がアムヘを使った実力行使になることは良くあったので慣れたものだ。そして相手が修理代を払うことになるのは良くある話だ。
え、今回。だからいったでしょ事件の始まりだって。
パチンと指を鳴らし男のまねをするとオーディンがやってきた。同じように空から振ってきて空気の読めるアームヘッドだ。
ぼくはもう勝負はついたものだと思ったのでその女の子に話しかけた。
『きみ、大丈夫?』
緑の髪をツインテールにしている、もしかしてこの子も外国人か?
『逃げて、ピットギアスには勝てない』
あのアームヘッドの名前か?
『勝てないって、奴らはなんなの』
我々に対して複数形で聞いたつもりだ。
『ワールド・ルーラー、奴らは史上最悪のテロリストよ』
テロリスト?なんで女の子誘拐したりすんのさ。
『アームコアを狙っているの、私知ってるから』
つまり、そのアームコアのことか。
『棚からぼた餅って言うことわざを知っているか?今の俺の気分だ。まさか№5を見つけられるとは、これでエクジクト様に一層信頼されると言うことだ』
『なんのことか分からないわ、でもねことわざが好きそうだから教えてあげる。泣きっ面に蜂。私からあなたへの未来予想図』
ピットギアスとか言うアームヘッドがナイフを取り出す。ちんぴららしい行動だ。公道では武器の携帯は禁止されているのに。もちろんオーディンは律儀にグングニルを家に置いてある。
アームヘッドでもさっきと似たような結果となった。つまりオーディンがピットギアスの腹に一撃喰らわしたのだ。
そのときは女の子の『やめてー』が旬香おば・・・姉さんへ当てられたものだと思っていた。
ピットギアスが赤く発光した。
趣味は家出です・・・テヘ。
『ユッキーをあんまり心配させるんじゃないのよ』というのは旬香おばさんの弁だった。ぼくは両親とドーナツが嫌いで良く家出をする。その受け皿となってくれているのが母の古い友人旬香おばさんだった。美人で見た目も若いけど主義なのかはたまた神にでも呪われているのかまだ独身で恋人もいないそうだ。
家出している間、僕は旬香おばさんの買い物につきあうことにしている。正直いやなんだけどそうしないとアームヘッドの操縦のテクニックを教えてくれないからだ。オーディンのコクピットでは買い物袋を入れるのに足りないそうだ。
赤くて派手なアームヘッドがアームヘッド専用道路を走っているといやでも目立つ。オーディンもぼくのセイントメシアもマニアにとっては有名らしくたまに喧嘩をふっかけられる。
『ティガー、今日のご飯何がいい』
『ドーナツ以外なら何でも』
その日の帰りだった。異変が起きたのは。事件の始まりと言ってもいい。
そのスーパーは駐車場から遠く、まあアームヘッドを停めるスペースを駐車場というセンスも謎だがほかに言いようがない。
一人の柄の悪い男、どうやらリズ系の外国人らしいが女の子に絡んでいるようだった。先に声を掛けたのは旬香おばさんだった。うちの国外国人多すぎだろ。
『何をやっているの』
『関係ないだろ、年増』
ああ・・・・・・言ってしまわれた。禁句を言ってしまわれたぞ。
その禁句を言い終えた瞬間光より速い拳がその男の腹に炸裂なされた。
ちょっとむせながら『何・・・しやが・・・』と男は血を吐きながら言った。
旬香お姉さんはもうこれ以上話を聞くことはないだろう。アームヘッドプロレス無敗を誇る女王になってしまわれたから。顔はニコニコしているが鬼になってしまわれた。
ぱちんと男は指を鳴らす。そうすると空から黒いアームヘッドが現れた。
『どうしても、我々の邪魔をするというのなら、殺す』
我々?殺すとか物騒な。
逆上した相手がアムヘを使った実力行使になることは良くあったので慣れたものだ。そして相手が修理代を払うことになるのは良くある話だ。
え、今回。だからいったでしょ事件の始まりだって。
パチンと指を鳴らし男のまねをするとオーディンがやってきた。同じように空から振ってきて空気の読めるアームヘッドだ。
ぼくはもう勝負はついたものだと思ったのでその女の子に話しかけた。
『きみ、大丈夫?』
緑の髪をツインテールにしている、もしかしてこの子も外国人か?
『逃げて、ピットギアスには勝てない』
あのアームヘッドの名前か?
『勝てないって、奴らはなんなの』
我々に対して複数形で聞いたつもりだ。
『ワールド・ルーラー、奴らは史上最悪のテロリストよ』
テロリスト?なんで女の子誘拐したりすんのさ。
『アームコアを狙っているの、私知ってるから』
つまり、そのアームコアのことか。
『棚からぼた餅って言うことわざを知っているか?今の俺の気分だ。まさか№5を見つけられるとは、これでエクジクト様に一層信頼されると言うことだ』
『なんのことか分からないわ、でもねことわざが好きそうだから教えてあげる。泣きっ面に蜂。私からあなたへの未来予想図』
ピットギアスとか言うアームヘッドがナイフを取り出す。ちんぴららしい行動だ。公道では武器の携帯は禁止されているのに。もちろんオーディンは律儀にグングニルを家に置いてある。
アームヘッドでもさっきと似たような結果となった。つまりオーディンがピットギアスの腹に一撃喰らわしたのだ。
そのときは女の子の『やめてー』が旬香おば・・・姉さんへ当てられたものだと思っていた。
ピットギアスが赤く発光した。
by yosidagumi_nikuya
| 2009-04-09 19:14
| ジ・エンド