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こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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黒い林の年代記

 ネタをネタとしてとれないなんてね
 逆立ちしたカバが僕にささやく。俺は聞いちゃいない。カバが逆立ちした馬鹿だったなんて言ったのはバカはどこのどいつだろう。きっとドイツ人だ、そうに違いない。
 青い空、赤い太陽、白い雲、葵海、緑の大地に生えた灰色のビルから抜け出してそこに行った。そこは林だったんだよ。林だったんだよ。

 パンを加えて走り出す、なぜか彼女は急ぐのか?遅れたくなければ早く起きればいい、時間には余裕を持つんだ。僕と彼女はぶつかる。「もお、何するのよ、」と彼女。「ぶつかっておいて誤りもしないのか」ふん。彼女は去る。落ちていたハンカチ。熊の絵のハンカチ。
 「転校生です」と教師はささやく。僕のことだ。林にやってきた。林にやってきたんだ。ここで物語を綴ろう。

 ふとみると彼女がいたパンとハンカチの女だ。彼女は海だった、その形容がふさわしい。「彼女は言う」「またあったね、転校初日から遅刻するなんてバカみたい」逆立ちしたカバは言う。ふとオレは鏡を見る。そこには誰が写っていたのか?俺はいや彼女は言う「私はクリスチーナ・ミートショップ、男みたいとか言ったキレるわよ」「ジェイド・テラー・クロノクル」彼は言った。「それが名前?」オレは問う」「ここにいる間はね」

 「そうだ、きみに渡したいものがあるんだ」
「いきなり?何?」
「きみのハンカチだろ?」
「…あ、ばすたあくんのハンカチだ…あ、ありがとう。酷いこと言ってごめんね」
「いやいいですよ」
「ところで気付いた?」
「え?」
「そうきみは選ばれしものではなかったのね」
ほっと彼女が胸をなで下ろしたように見えたのは気のせいだったか?

「魔王トラキアを倒すのは私よ」彼女はつぶやいた。

「あなたが転校生?」
一人の少女が話しかけてきた。ツインテールの少女だ。
「私は、ヴァイオレット・フィロソフィア」
男みたいな名前だ。
「…」
「どうしたの?」
「何かを忘れている気がする?」
「え?」
「悲しみのプレイヤーだ」
ふと1つの言葉が頭をよぎる。一体”悲しみのプレイヤー”とは一体何なのか?
オレは鏡を見る。そこに写っていたのは間違いなくオレだった。
by yosidagumi_nikuya | 2010-03-19 16:04 | Skeleton Warrior