第十八話スカージVSブラッディフェザー
2008年 08月 08日
とらえられない。メシアの機動力はスカージより上だ。
調和とか言う奇妙な能力を奴はいくつも持っている。スラスターブレードという一撃必殺の投槍もこちらには五本しかない。
いや五本もあるというべきか。無論一撃死の武器は向こうにもある。奴は全身を7本のアームホーンで武装した深紅の堕天使だ。
お互いに容易に近づくことはできない。もうすでにお互いに本来の目的などとうに忘れていた。そう本来の目的などこの決着に比べれば小さいもの。
爆発が起きた。特からの轟音をスタートの合図にしてメシアが斬りかかった。スカージの死角で後ろ側から背中へ右足のアームホーンを突き刺した。
と同時に星形のバックパックをスカージはパージした。
スカージに捨てられたスターシステムから五芒星を形成していた五本の剣が分離し意思を持ったかのようにメシアに突進した。
それらをカカマの加速とミルの浮遊でかわしなお近づいてくる数本をホーンでいなした後再びスカージに向かってきた。
その二機の間に何かが落ちてきた。
光を失った複数のモノアイを持つ頭部。プリュヴィオーズの頭だ。
その障害をかわしてなお戦おうとする二機を両腕で止めて、皇帝は言った。
『おまえ達こいつをどうにかするのが任務じゃなかったのかな』
調和とか言う奇妙な能力を奴はいくつも持っている。スラスターブレードという一撃必殺の投槍もこちらには五本しかない。
いや五本もあるというべきか。無論一撃死の武器は向こうにもある。奴は全身を7本のアームホーンで武装した深紅の堕天使だ。
お互いに容易に近づくことはできない。もうすでにお互いに本来の目的などとうに忘れていた。そう本来の目的などこの決着に比べれば小さいもの。
爆発が起きた。特からの轟音をスタートの合図にしてメシアが斬りかかった。スカージの死角で後ろ側から背中へ右足のアームホーンを突き刺した。
と同時に星形のバックパックをスカージはパージした。
スカージに捨てられたスターシステムから五芒星を形成していた五本の剣が分離し意思を持ったかのようにメシアに突進した。
それらをカカマの加速とミルの浮遊でかわしなお近づいてくる数本をホーンでいなした後再びスカージに向かってきた。
その二機の間に何かが落ちてきた。
光を失った複数のモノアイを持つ頭部。プリュヴィオーズの頭だ。
その障害をかわしてなお戦おうとする二機を両腕で止めて、皇帝は言った。
『おまえ達こいつをどうにかするのが任務じゃなかったのかな』
by yosidagumi_nikuya
| 2008-08-08 23:00
| ”ザ・リベンジ”