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by yosidagumi_nikuya
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カテゴリ:アームヘッドジェネレーション( 4 )

セイントメシア

カイザーソードはファニオに向かって突撃した。だがそのアームキルもかわされる。
焦っているとカイザーソードの首筋にファニオのアームホーンが。


『なぜだ?カイザーソードのスペックはファニオの三倍以上上のハズ』
そういってると五右衛門は答えた。
『アームヘッドの性能のさがしょうは・・』
『どっかで聞いたようなこというなよ五右衛門』
『まあおまえは性能に頼りすぎなんだよユッキー』
ユッキーはないと私は思った。


ばっと私は目を覚ます。彼がいたことを思い出すなんて私らしくもない。五右衛門はもういないのだ。
するとノックの音がした。
私は入れといった。
五右衛門?よく見ろ私。
いや奴の息子武蔵か。
『なんのようだ』
『父の書斎からこんなものが見つかりました、あなた宛だそうです』
それは設計図のようだった。
最初にこう書かれていた。性能至上主義者にはお似合いの機体さ。
・・・余計なお世話だ。


私は息をのんだ。
『こ・・・これは』
『デュアルホーンシステムです、父の最後に残したアームヘッドの進化の形』
頭胸部しかかれていないその設計図には三本のアームホーンが搭載されていた。
その書いてある名を読んだ。
『セ・・・セイントメシア・・・・・・』
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by yosidagumi_nikuya | 2008-10-14 20:58 | アームヘッドジェネレーション | Comments(0)

村井と菊田の物語③

あいつが自分の夢を叶えて菊田重工を作ってからあいつは日に日に衰えていったように思える。
だがマンスナンバーに着手しあいつもファニオの発展系を開発するようになってからあいつとは疎遠になっていった。
そんなある日、あいつが倒れた。私は菊田重工の社屋へと急いだ。
『五右衛門!』
あいつは病院へと移送されていたらしい、俺としたことが焦りすぎだ。

病院に着くとあいつは信じられないほど衰えていた。まるでアームヘッドに魂を吸われたように。
『馬鹿野郎!なぜそこまで体に鞭を打ってまで?』
『おまえに勝ちたかったのさ平幸・・・』
『五右衛門・・・』
『慰めとかはいいさ、まだ俺はガキどもに俺の技のすべてを託した訳じゃない。ガキどもとゼニを頼むぞ』
『ああ・・・わかった』

遠い昔、ある夏の日。
1人の青年が空を見ていた。
ふと目をおろすと金髪の青年と小さいな子どもが遊んでいる。
『ふははは、ゼニ!くらうがいい菊田活殺拳を!』
『なんの、ガッポガッポガッポ術!』
でかい方をよく見たらウチの大学の菊田じゃないか。
向こうもこちらに気づいたらしい。
『おい、おまえなにしてんだ』
『それはこっちの台詞だよ』
『見ての通り、一子相伝の拳法の伝承だよ』
見ての通り?
『なあ、出て行ってくれない、俺の思索の邪魔だから』
『冷たいなあ、まあ行くかガッポちゃん』
それからあいつら毎日きた、俺もきた。あいつらは俺に興味を持ったらしい。俺も日に日に洗練される菊田活殺拳が楽しみではあった。
ある日あいつが俺に夢を語った。
その日のあいつはぼろぼろだった。どうやら菊田活殺拳で熊に挑んだらしかった。やつは拳法家になる方の夢は捨てたようだった。もう一つの夢・・・それは・・・。

結局やつはその夢の果てに死んだ。

今はあいつの孫の相手をしてやっているもちろん、やつの残した菊田活殺拳で。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-08-16 10:45 | アームヘッドジェネレーション | Comments(1)

村井と菊田の物語②

びっちりとスーツを着込んで俺はスポンサーやら技術者が来るのを待っていた。髪を染めるのをやめ、ひげも毎日手入れするようになった。
中央アイサの富豪、フレデリック・クリッター、ガリア王国の技術者ピエール・キャンディ、なかなかそうそうたるメンバーの協力を仰ぐことができた。彼らを待つ間、すでに研究所の所長となった村井と話をすることにした。
やつは20年前よりも青白く不健康で貧弱になったように見えた。
『菊田重工がまさか現実のものになるなんて、思っていなかったな』
『君がプラントやリズの野蛮人から死にものぐるいで情報を集めてくれたおかげさ』
皮肉には皮肉で返してやった。
『アームヘッド、ファニオ。データは見させてもらった。ウチのカイザーソードの方がいくぶんかマシだな』
『人型ロボットなんてふざけたものだって言ったのは誰だっけ?』
『ふん、グンタムを見て気分が変わったのさ』
『プラントのアニメなんかみてんのか、おまえ。意外だな』
『ゼニに教えてもらったのさ。あいつはあっちに留学してるからな』
『あいつもデデバリィとか言う研究所を作るとか言っていたな』
『おまえのおかげだよ、五右衛門、まさかアームコアを枕に使おうなんて言う天才は世界におまえだけだろうぜ』
『まさか君ほどの天才が俺の戯言を聞き入れるなんて夢にも思わなかったよ』

あの日俺は夢を見ていた。村井もゼニも同じ夢を。
声がした。
わたしたちにからだをください・・・。
この魂を再び、肉体へ・・・。
ヴァイス・プラントにアームヘッドのことを伝えて。

村井はあれ以降枕として使いはしなかったようだが、俺は何度も試しあの玉、声が魂といったアームコア、が変形することができるものだと知った。
バイオニクルフレームの自立を助ける機能がそれにはあり、人型兵器の有用性をアームコアは示した。
村井も独自に研究を進め村井研究所を作るようになった。

新兵器アームヘッドの記事は声の言ったヴァイス・プラントを呼び出すことになる。すなわち皇帝を。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-08-15 14:52 | アームヘッドジェネレーション | Comments(0)

村井と菊田の物語①

新光皇歴1950年
1人の男がドラム缶で作った五右衛門風呂に入っている。男は金髪でどうやら染めているようだった。眉毛や無精ひげは黒いままだった。たくましい腕をドラム缶の外に出しくつろいでいた。
男の入ってるドラム缶を暖めている火に1人の小さな子どもが息を吹いて空気を入れている。
『あいつはいつぐらいに帰ってくるんだっけ?ゼニ・ガッポの坊や』
金髪が子どもに聞く。
『もう空港まできてるんじゃない?五右衛門兄ちゃん』
五右衛門風呂に入ってる五右衛門という自分の最高のハイセンスを一瞬かみしめたあと菊田は自分が親友の帰ってくる時間を完全に勘違いしていたことに気づいた。
菊田が風呂から急いで出るとすでにあいつが自分の寮まで帰ってきた。
青白いひょろっちい貧弱で軟弱な男だ。俺に勝ってるのは知力と財力ぐらいの男、村井平幸だ。
村井はゼニにお土産の珍獣図鑑を渡すと
『君も早く股間の珍獣をしまってくれるとうれしいんだが』
といった。
おれは
『やめてくれ、こいつは保護動物だ』
と答えた。
ふとゼニを見るとその図鑑を開きあるページに見て
『デデバリィ、デデバリィ』
とご満悦のようだった。
デデバリィなる生物に少し興味をそそられたが、この貧弱な友人の糾弾を受けねばあるまい、と菊田は覚悟した。
『君は、君の野望の実現の進歩にわくわくして、一時間早く空港についてボクを歓迎してくれると思ったけど、ボクの思い違いだったのかな』
村井の皮肉にだから俺以外に友人をもてないんだと悪態をついた、もちろん頭の中で。
むろんお土産として期待しているのは、安っぽい青手袋のレプリカではなく、リズとプラントが研究しているバイオニクルフレームの研究データだった。
『わかってるって俺が君の協力なしに、菊田重工を作れるなんて思ってないって』
『金以外のな』
『わかってるって』
データの方が金より貴重だ。
そこで俺は村井がひいている台車に大きな玉がおいてあることに気づいた。
『なんだいそれ?』
『ああ、これか、君のえーと・・・なんだっけふざけた人型ロボット、ファニオだっけ、”菊田重工”の主力商品・・・の開発に役立つかなって』
『ファントムだ』
・・・ファニオもいい名前だな。
『ああ、それそれ。まあさわってみて』
やつが自慢モードに入ったようなので俺は糾弾が終わったのを知った。
玉はぷにぷにしていた。
『驚いた、最高の枕じゃないか、これでしっかり睡眠がとれて研究にいそしめる』
お望みの答えでなかったようで俺はしっかりお説教をくらった。
この枕・・・アームコアが俺の、俺たちの人生を大いに盛り上げることを3人とも知らなかった。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-08-14 18:46 | アームヘッドジェネレーション | Comments(0)