こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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カテゴリ:ザ・パニッシュメント( 23 )

エピローグ

新光皇歴2050(マタ・ヌイ帰還歴元年)

天州連邦首都・・・シャングリ・ラ、宇宙空港にて。


第二次ギガントマキアと呼ばれた戦いからずいぶんたった。
もうそのことは忘れられて久しい。他にもいろいろなことがありそれで忙しかったからだ。


今連邦市民が熱を上げていることは宇宙への進出だった。そう何年前かは忘れてしまったけどマタ・ヌイが見つかったらしい。

何分かおきに飛び立つ宇宙船を見ながら、自分の番は当分来ないことを思い出す。見送りに来ているのだった。故郷へ帰る同胞を。留守を任されたのだ。


私はうちに帰ると倉庫に向かい自分に残されたものを見上げる。
それはアームヘッドだった、どこだかの神の名がつけられたそれは両親がくれたものだった。料理みたいな名前だったと思う。

ジャガーはその整備をしていた。
ジャガー・ヴァルジャニというその男の素性は分からなかったが、オーダーオブヘブンに選ばれる位だから自分と同じでろくでもないやつだろうと思う。

彼はいつも過去を後悔しているらしく時々寝言でうめいて誰かの名前を言っているのを聞いている。そんな男と同居しているのは何のせいだろうか。
みんなは宇宙へ帰るのに。

しかし今の時代にアームヘッドの整備ができるのは貴重な能力であった。
もう時代遅れの型落ちとなったそれらを持っているのはよっぽど物好きだけだ。それにアームヘッドはもう…。

宝生とジャガーが呼ぶ声がするアームヘッドの整備が終わったようだ。

結局アームヘッドとそれに道連れにされたもの達だけはこの寂れた楽園に残されることになったと言うわけだ。骨董品だらけの整備工場を見ながら思う。
ここは近所の親切なおじいちゃんからもらったものらしい。
ムサシという名前のおじいさんらしいが聞いたことはない。その話をするのもジャガーは嫌がったからだ。

ジャガーはこっちが来ないのでもう一度呼ぶ。

そろそろ行ってやるかお土産はやつの大嫌いなドーナッツだ。
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by yosidagumi_nikuya | 2009-04-03 17:24 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
ディステニーは兄弟機を失い窮地に立たされていた。
セイントメシアサードが数十機。それを支援するドラグーン。接近戦を仕掛けるフォースとダークサード。

正直ほっとしていた。マキータは柄にもなく緊張感を失った。もうすぐ勝てると。

しかしそこにもう一機アームヘッドが降りてきた。リーダー機であろうか?金色に輝いている。

そうデウス・エクス・マキナとか言う機体だ。奴の反射機構は理解している。おそらく反射用の幕を形成しどういう原理かは知らないが攻撃を反射する。そして常ではない、幕の再生には時間がいる。
つまりアームヘッド自壊粒子砲の連射で幕を消しこちらは自壊を防ぐ反武殺外套で防御すればいい。

『エクジコウ様・・・申し訳ありません』
ディステニーを無視しエクジコウは言った。

『作戦タイムは終了かな?』

数機のアームヘッドが自壊、アームキルされていた、いつの間に?

『この天の叢雲に切れぬ物など無い、いや私が斬る必要もないと言うことかな?』

デウスの腕は消えていた。否、獣のようにセイントメシアを狙う。

次のねらいは雪那のセイントメシアドラグーンだ。
幸太郎は気付いていた。マキータもそれに気付く頃にはすでにドラグーンのほうに向かっていた。

『おや?敵に背を向けていいのかな?』
デウスの頭からレーザーが発せられる。
それによって傷つけられながらそれに構うことなく娘のほうへ向かう。

デウスの腕はねらいを手負いの天使のほうに改める。

そして剣は貫いた。コクピットを。勢いで飛び出した剣はデウスの腕ごと後ろをおっていたダークサードに両断される。

『幸太郎?、幸太郎?』

返事がない。

マキータは信じたくない。目の前を見ていた雪那は絶句する。

願いもむなしく天使は、血染めの天使は自らの血にまみれながら爆散する。

『ほう、私の腕を破壊するとはたいした物だ、しかし伝説の勇者も神の前では無力な物だな?』

エクジコウは笑う。

『ゆるさねえ・・・』

マキータはつぶやく。
『ゆるさんぞ、エクジコウ!』
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by yosidagumi_nikuya | 2009-01-20 22:06 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
新光皇歴2010

頁高原。

数十機、数百機のアームヘッドが倒れていた。連邦の物、帝国の物、あらゆるアームヘッドが。

そしてそこに”神”は君臨していた。エクジコウは暴君の到来を待っていた。おそらく来ると彼のヴィジョンが語っていた。


エクジコウは眺めていた、ミニオン達が下界の下卑たアームヘッドどもを蹴散らしているのを。トライアングルトリニティさえあればヴィルトゥースすら必要なく敵を蹴散らすことが出来る。おそらくこの掃除はもうすぐ終わるだろう。

単純作業を眺めるようで退屈だったが少しおもしろい連中が来た。


『ドゥティー、ユニティー、お客さんだ』
『ちょうわを使えばイッパツダロウ』
『そうもいかんらしいユニティー』


セイントメシアフォースのボディが発光していた。
『ハーモニーキャンセラー、こいつは便利だな』

『こしゃくなまねを、だがここの戦闘力はまだ我々のほうが上だ。調和が使えないからと言ってなめるなよ』
ディステニーが息巻く。
そのときだった。
突如ユニティーがアームキルされる。
『!』
隣にいたユニティーも気付かなかった。

『さすがだぜユッキー、本当に惚れそうだぜ』
マキータが言う。

セイントメシアドラグーン。長距離アームヘッド自壊粒子砲を利用した高速移動砲。

『ニンゲンどもが、ワレワレ、オリジナルアームヘッドをなめおって!!!!』ドゥティーが突進する。
しかしドゥティーはセイントメシアサードのアームヘッド自壊粒子砲で蜂の巣になる。



エクジコウは自軍がやられているのにかかわらずほくそ笑んだ。ちょうどいいおもしろい暇つぶしだ。
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by yosidagumi_nikuya | 2009-01-20 21:42 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
夢が続けばいいと思っていた。
でも終わりが来る。

彼は目覚めた・・・。彼の現実を終わらせるために。

そしてそれに創生、いやタイラントは答えた。


彼は誰に知れぬこと無く目を覚まし、研究所内を歩いていた。もう能力は失われていたが、それだけに理解していた。自分が化け物と戦う権利を得たことを。運命という理不尽な五百年間自分を苦しめた化け物に。

あいつはそこに待っていた。イースターというアームヘッドにとりついて。自分自身の復活祭を起こすのを待つかのように。

あいつは言った。

『ヴァイスがエクジコウに復讐するときは来た、ヴァイスよ、復讐だ。あいつの計画をめちゃくちゃにしてやろう』

皇帝はヴァイスに答えた。
『ああ、その通りだ、この未来を作る能力で』

皇帝は暴君とともに研究所を飛び出した、あいつのモトへ、エクジコウのモトへ。
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by yosidagumi_nikuya | 2009-01-20 21:24 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
ねえパパ見て、雪那が言う。
義父さん僕たちの子供です、ティガー・k・テーリッツ、kは父さんの名前の幸太郎からとりました、マキータが言う。

目を覚ました村井幸太郎は悪寒と冷や汗にまみれていた。
『ま・・・まさかなあ?』


あんな夢を見てしまったので、村井は娘と親友?のデートをつけることにした。

最悪アームヘッド自壊粒子砲で消し炭にしてやると考えてセイントメシアも持ってきた。
待ち合わせ場所で張っているとすでにロリコンは到着済みのようだ、近くにハゲがいる。
ハゲは櫛でで髪をとかしている。
ロリコンはドーナツは食べている。

娘が来たというかいっぱい来た。娘の親友の旬香ちゃんや菊田の若社長も来ている。というかトゥ・チェンジ・ザ・ワールドが来ている。というかよく考えてみたらハゲはメンバーだ。

とりあえずロリコンは驚いている。と言うか俺も驚いたし。
と言うかあの女俺に気付いていなく無い?
あ、気付いてるのよマジ、もう観念するか。

この後はげがドーナツを作ったりします。
省略されました。
ドーナツ、ドーナツと言ってもなにも出ません。

幸太郎は世界を立て直す組織によってロリコンの野望をとりあえず防いだ。
少しだけこういう日常もいいやと思う気持ちが彼にはあった。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-18 21:43 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
すべてに決着にをつけるときが来たのだ。


正直父さんが帰ってきたのはうれしかった。でも帰ってきた父はとんでもない疫病神を連れてきた。
『ユッキー、ドーナツたべるかい?』
『・・・いらない』
このブロンドの男はロリコン・・・違った、まあ違わないけどマキータ・ヒレー・テーリッツ。もともとはリズの軍人だったらしい。アームヘッド乗りらしいがこいつがアームヘッドに乗っているのはバルドルの時以来見ていない。

それにしてもこいつ父と同年代のハズなのになぜ私に興味を持ったのか心底不思議ではならない。今度宝生に相談しよう、あわよくば押しつけて・・・、それはだめか。


父は娘が心配だった。いない間悪い虫がついていないか心配だったのだ。もっとも悪い虫を連れてきたのは自分自身なのだが。
そして娘が心配なのは自分について行かないかと言うことだ。今度の決戦は生きて帰れる保証はない。最悪自分の命は捨ててもいい。だが雪那だけは・・・。


祖父は自分のこと孫のため新しいアームヘッドを用意した。三体の白いアームヘッドが鎮座していた。
決戦はもう近い。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-18 21:24 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
感謝してるぜ、ユッキー。おかげで孫と顔合わせできるってもんよ。
平幸に直接五右衛門の意思が語りかける。

『何を言っている!』
ミトティンがセイントメシアゼロを切り裂く。

『菊田活殺拳”朧月乱れ咲き”』
『幻影だと!』
ミトティンのカタナは宙を斬っただけだった。
『菊田活殺拳”刀盗夜津帝死舞魔下寝!』

ふざけた名前に気をとられているとカタナもとられていた。
『ふざけやがって!』
『当然だろ?』
『?』
『孫をあやしてるんだから』

『いい加減にしろ!調和だ!”ナンバーワン・セクシー・ミー”!』
この孫と祖父のやりとりを聞いていた平幸はお互い様だろと思った。
『マクータ・イクザイクスの偉大さを知るがいい!』
念波のブレードが現れた。

『ほうイイだろう、見せてやろう、菊田活殺拳究極最終奥義を!』
五右衛門、まさかあの技を使う気か。

ある秋の日の思い出がフラッシュバックする。
菊田活殺拳でふざけていた菊田に対し唯一私が出した技、そのせいで伝承者にされた菊田殺しの技を。

『菊田活殺百花繚乱天上天下屠龍戮虎転亀鳳凰獄炎無限自在必殺剣兼拳!』
大きくポーズをとる。
手で何かを放つようなポーズをとる。
『神帝波動砲!』
セイントメシアゼロの手からアームヘッド自壊粒子砲が発射される。

ミトティンはその一撃をかわすものの、五右衛門はさらに言う。

『覇アアアア、菊田活殺撃、菊田活殺昇』
二発の攻撃もかわされる。
『もう終わりか!』
『フフフ・・・これで完成した』

『なんだと!』
藤吉郎は意外な発言に驚愕する。
『とどめ、喰らえ菊田究極活殺はお・・・あ・・・』
ミトティンはアームキルされた。


『卑怯だったはったりで気を引いて後ろから狙うとか』
『頭いい人はいい人は違うね、平幸兄ちゃん』
ゼニが言う。
『まあ俺が驚いたのも事実、どうも俺たちは派手なものに引っかかりやすい一族らしい。
まあ腕から光線が出ないのとゼニにやらせるという二人がかりなのが気になるがな』

崩れ落ちるミトティンから藤吉郎を救い出し、ジャベリンを収納する。

『これでしばらく老体にむち打つことはしたくないな』
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-12 17:51 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
『や、やめてくれー』
懇願の言葉を断末魔にミトティンはアームヘッドを切り裂いた。
こいつがかつて敵だったのか味方だったのかはすでに忘れていた。

地球圏統一帝国がヘブンに宣戦布告してからこうしてきた。
本来の機能だろ、菊田藤吉郎はほくそ笑んだ。アームヘディアンは戦うために生まれてきた、だったら生みの親のリズは敵を用意してあげるべきだと思わないか、自らを捧げることになっても。

白いアームヘッドが接近してくる。
この機体はアームヘディアンでなくても知っていて当然だ。ブラッディ・フェザー、セイントメシアだ。

『よう』
声は老人のようだった。
『おまえが俺の孫か?はじめましてだな!俺が菊田五右衛門だ!』
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-12 17:19 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
新光皇歴2007年アプルーエ

”ひかり”は光をとらえた。
ひかりで働く大村山賢治はその観測した光の正体を知って驚いた。この天体望遠鏡がとらえた光の軌跡はヘブンの軌道と衝突する。

その光は”ディヴァイン・パニッシュメント”と名付けられた。ディヴァイン・パニッシュメントはこのままの動きで計測するならば頁高原に落ちてくる見込みだ。もしこのサイズの隕石が衝突したならば頁地方が壊滅するのはもちろん全世界規模食糧危機、それに伴う大量絶滅が起こる。

神罰がくだる?どの神がそれを行ったかは誰も知らなかったが、この事実は天文学者達の中で話題となった。
世間を混乱させると言うことで一般には広まらなかったものの、一種の終末思想として恐怖感が人々の間でうごめいていたに違いない。

そして知るも知らぬものも2010年その時期へ向かっていった。

隕石の到来とともに暴君は目を覚ます。すべての因縁に決着をつけるために・・・。
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-12 17:08 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)
彼は待っていた、いつからだろうか?
もう待つことには慣れてしまった。時々思い出す、彼の友人のことを。

いつの日だったか彼はある男に力を与えた。
かわいそうなことをした、だが仕方ないことだ。誰かが止めなくては行けないのだ彼の友人を。

二人は近くの森にアームヘッドを停めて、洞窟を探していた。
『本当にここなのか?』
テーリッツが聞く。
『ああ、あのコアが教えてくれたのはここらしい』
村井が答える。

しばらくすると洞窟が見つかった。
その洞窟は深く暗く異世界にでもつながっていそうな感じだった。
『テーリッツ、先に行ってくれないか』
少し村井は臆してるようだった。
『怖いのか?』
村井は否定するでもなく押し黙った。
本当に怖がってるようだ。

『ようこそ、トーアよ』
洞窟から声がした。
『誰だ?』
テーリッツが問う。
『・・・アウタ・ゴッド・フレンド』

『アウタゴッドフレンド?なんだそれは?』

『神光皇と言った方がいいかな?トーア』
『神光皇だと?ふざけるな!』
不気味な影が御蓮創世記の英雄の名を騙っているのはふざけているようにしか感じられなかった。
『ヴァイス・マキータ・プラントのことを聞きに来たのだろ?』
彼は皇帝の名を言う。
『確かにそうだが今の皇帝は彼じゃない、もう彼が死んでから何年もたっている』

『いや奴の名はそれだ、奴は”私”が力を与えてから生き続けている。ヴァイス・マキータ・プラントは私と同じエターナルだよ。』
『いい加減にふざけるのはやめろ』
テーリッツが言う。
『これを見てもそんなことが言えるかな?』
黒いアームヘッドが姿を現す。

『これが私と袂を分かった友人、エクジコウのアームヘッド”デウス・エクス・マキナ”だ。ヴァイスと君たちの敵でもある。さあかかってくるがいい』
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by yosidagumi_nikuya | 2008-12-09 12:09 | ザ・パニッシュメント | Comments(0)