こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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カテゴリ:SUBARMHEAD( 8 )

X-KAISETSU

 かんたたんに【トゥチェン編書かないか?(意訳】って書いて、なかなかに良い経験だったと思う。the pillowsも聞けたしね。

 タイトルについて、まあアームヘッドもどきという意味のつもり。キリングフィールドのことであります。あいつらは人もどきとも言われアームヘッドもどきとも呼ばれる、ある意味可哀想な奴らな分けですが、自分でキャラ付けしたわけでお気に入りではあります。

キャラ解説

リトゥナ・ヒルドールヴ
 主人公兼ラスボス兼悲劇のヒロイン((笑))。ヒルドルブは彼女の妄想が生んだ存在らしい。狼を想像したのは、ヒルドールヴ家の守護聖獣が狼であったのとその強いイメージがオーディンと結びついたせいらしい。チナミニアームヘッドの方はヒルドルヴ。孤独感からか被害妄想が激しく、切れやすい、心を許していたのは妄想の狼だけだった。
 ユリア・マーガレットとして復活するが、ユリアとはジュリエットのローマ風の名らしい。彼女をリリーおばさんが雇ったのは名前のせいである。(ヒント花)

ヒルドルブ
 妄想の狼、でもアームコアとして実体はあった。アームヘッドとなってリトゥナ・ヒルドールヴのために奮闘するが、弱い。のちにムーン・ヒルドールヴとして復活する。トンドルの月への旅をイメージしたものらしい。

アレックス・ダッチマンズパイプ
 マシンガン、女の趣味は悪い。あと素直じゃない。ちなみにダッチマンズパイプとは月下美人のこと、月にいる二人の下にいるのね、結局。

ロブ・ホスタ
 エア、最終決戦前に最後を悟って月を見ていた。切れやすい面々は放置が一番だと静観していたらしい。

レベッカ・クリスマスローズ
 ライフル、ルーンズと対話で絶望して自殺しようとしていた。こいつの場合、冷静さは何をしてもむなしいだけという諦めに根ざしたものであるらしい。

ジェームズ・グラシアス
 ソード、勘違い系武人、割と仲間思い。と言うかキリングフィールドは全体的に狂ってはいるけど仲間を裏切ることはしない、なぜなら他に仲間がいないから。こいつも他の奴らも再戦を決意しながらそれは訪れることがなかった。

ケヴ・クジャクアスター
 リーダー、一番可哀想と言えば可哀想。

黄盾
 あんまり出番はなかったけど、こいつとの闘いが一番お気に入りだったりする。


宝生さん
 行き遅れつつある世代。あんまり出番はなかった。まあ他の作品もあるし(黙

ヤーマダ
 なんという主人公、まあ酷い目に合わせたからね。

ハニー
 際田さんのこと、勿論フリービーハニーのことではない。フリービーハニーの方も待っていた気がするが。

イグリナ
 一番、追加設定が酷かった人。
ラン
 脇役(黙。リトバスネタをされるとは思うまい。キャラ改変も酷かった人。
イブリー
 イブさんのだれとも朝まで付き合う本性に迫った男。

フェイ
 ルーンズの腐女子担当だった、が特にそのような記載をする暇がなく、ただの馬鹿に。レイコと一緒に木戸とイブリーのBLシーンを見ていたのがその名残。

マンサズ
 腹黒担当。イブリーと会わなくて良かったな。

カノ
 脳筋。

アームヘッドとか設定とか

サードアイ
 バイオニクルフレームに元から存在する目の部分が顕現しそれが本来の二つの目と合わせて第三の目に見えることからそうなづけられたらしい。

アウターゴッドギガース
 超強力な大型バイオテロ用ギガース五体の総称、旧スリダ-産業の技術を流用した。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-28 22:02 | SUBARMHEAD | Comments(0)

0、HILDOLV


「みんなのとこに行かなくて良かったの?」
リリーおばさんが言う。
「ええ、今日は私用事があるから」
私が出かけようとしていると、ふとラジオが聞こえる。
・・・あれから十年がたちました。十年前の今日、ここトロイメントでスリーピィヘッドによる大規模なテロがありました。
「そういえばあなたがここで働くようになったのもこの頃だったわね、もう十年になるのか」
ラジオを聞いておばさんが思い出したように言う。
「じゃあ私は用があるので、これで行きますね」
彼女が余計なことを思い出す前に私は出かけることにした。
「いってらっしゃい、ユリアちゃん」

 ヒルドールヴという姓は今でこそ、忌み嫌われているが中世から続くアプルーエの貴族としてまた財閥として有名であった。しかし病弱な一族としても知られており、この狼の紋章を受け継ぐ一族はついに誰もいなくなっていた。その最後の一人”リトゥナ・ヒルドールヴ”の行方は知られていなかった。彼女がいなくなり狼はいなくなった。

 町を見下ろせる広くて高い、しかし何もない丘の上、一人の少女が立っていた。俺はついに彼女に会えた。
「ユリア・マーガレットだな」
俺は声を掛ける。知っているそれが仮の名前であることを。
「・・・あなたは誰です?」
「俺はムーン・ヒルドールヴ、ヒルドールヴ最後の生き残りだ」
俺は俺に与えられた名前を言う。
「ひるどるぶ?」
彼女は困惑しながら言う。
「この城にはなんのようで来たんだ?」
「ここがお城ですって?」
彼女は初めて笑った。
そうここは”何もない”丘だ。もう彼らの城はない。もう総ては過去の話だ。
「ここに墓参りに来たのか」
木の板で作られた簡素な墓が六つおいてあった。そこには”ロブ・ホスタ”、”ケヴ・クジャクアスター”、”ジェームズ・グラジオラス”、”アレックス・ダッチマンズパイプ”、”レベッカ・クリスマスローズ”と書いてあり、そして最後の1つには”ヒルドルブ”と書いてあった。
「もう十年になるんですね」
二人で空を見上げる。
そこにはトンドルが輝いていた。
「君が、リトゥナ・ヒルドールヴだよね」
俺はついに彼女の名を言う。

 ・・・あの日、月を目指して落ちたあの日、私は目をさました。心地よい夢からは覚めたけど、ふと現実を思い出すと気分が重くなる。
私の望みは叶ったのだ。完全な”リヴィング・フィールド”にね。アームヘッドに知能を転写した新しいからだ!もう病気とはおさらばなのね!
「満足か?おまえが望んだ結果だぞ、ルコと同じな」
あいつが言う。なぜ私にあいつはこんなことを?酷いことをいっぱいしたのに?何度も考えた、その当然の疑問に。
ある日、私は気付く。
”私は本当にリトゥナ・ヒルドールヴなのか?”

「彼女は死んだわ、今の私はユリア・マーガレット」
私は髪をかき上げて、彼にアームホーンを見せつける。
「死ねない体を手に入れて、私は私でなくなった、もう私はリトゥナじゃない」
私は六つめの墓を見せる。
「これは彼女のお墓、リトゥナ・”ヒルドルブ”のね」
もう戻れない。
私は彼の元を走り去った。
0-リスタート
 何年も見た目が変わらない”ユリア・マーガレット”は噂になるのが当然だった。あいつはアームヘッドではないのか?あらぬ噂が立てられ、アームヘッド排斥の当事の風潮もあり、彼女への風当たりは強くなった。

 もう何年もあの場所にいっていない、あの日から、リリーおばさんから店を受け継いで何年?私がヘブンに取り残されて何年?私が死んでから何年?

 彼女は決心した。あの丘から身を投げればこの奇妙なアームヘッド”ユリア・マーガレット”もリトゥナのところへ行けるだろう。何度も落ちればこの体も壊れるだろう。私は私に戻る。

 あれから百年がたった。私はあの丘へ向かう。私の城へ。もう誰も住んでいない廃墟を走りながら、すぐにそこに付いた。
 丘からの風景は見ないうちにずいぶん変わっていた。取り残されていく感覚、いつも感じていた。崖のほうへ歩みを進める。何かに躓く。木の板だ。前に見たときと何も変わっていない。いや違う一本足りない。私の分が。
「久しぶりだな」
ヒルドルブが私に声を掛ける。
「ずっと待っていたの?」
「ああ、リトゥナ、いつまでもな。だが来て良かった」
彼が夜空を見る。
「おまえが行くのは下じゃなくて、上だろ?」
彼がからかうように言う。
「ヒルドルブ、リトゥナはもう…」
「俺だって変わってしまった」
彼が遮るように言う。
「でも俺たちは覚えているあの日の約束を、罪滅ぼしにも、気休めにもならないけど。トンドルの月に行こうって、そいつを覚えてるならおまえはリトゥナ以外の誰でもない」

「…ありがとう。」
小声で私は彼に答える、もやもや少しだけ消えた気がした、でもきっと気のせい。だけど気のせいが続くといいな。だからそれが消えないうちに…。
「ああ、そうだったな。忘れていたぜ」
”俺”は答える。
トンドルはあの頃と何も変わっていない。


………ムーン・ヒルドールヴとリトゥナ・ヒルドールヴはついに目指した地に立っていた。青いヘヴンを見下ろして。
 2匹の狼の行方はもう誰も知らない。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-24 23:03 | SUBARMHEAD | Comments(0)

 私がアレをみたのは父がリズの病院で亡くなったときだった。そう私がみたのはオオカミだ。槍を持った戦場のオオカミだ。テレビに映っていたんだったか。幼い私にはそれが強さの象徴に見えた。そう呪われた運命に負けない強さに。
 その頃から彼は私の傍らにいる。隻眼のオオカミ”ヒルドルブ”はいる。彼はずっと私のそばを離れない。


 最後にヘブンに残されたフロンティア、暗黒の大陸、東アイサ。
 寂れた町並みには多くの人々がたむろしていた。目的は俺たちと一緒だろう。そうアームコアだ。俺は多少の旅行気分で、アイネアスとスーを連れ、俺はここに危険なアームコアがないか調査に来たのだ。そうラグナロクのような、おっともちろん”ユグドラシル”は危険ではなかったか。さてまずはどこかで腹ごなしでもするかな。
2 
 私は正直居づらかった。想像してほしい、仲のいい夫婦と一緒に一人で旅行にいく身を。やってられっか。
 私は落ち着かない。しょっちゅうその辺を見回している。道行く人々はいろいろな人がいた。ふと、目があった奴がいた。
「板利・・・?」
いやそんなはずは・・・?
「メシにしようぜー」
菊田のそんな声でハッとする。

「ちょっとトイレに行ってくる!」
 私は恥ずかしげもなく言ってそのビルの小さな食堂から飛び出した。板利を探さなくては。
 私がビルを出た瞬間それをみはからったように爆発がおきた。爆発?どこから?私は爆風で飛ばされている。え?音が聞こえる。爆発音?
その轟音は現実味がなかった。思わずつぶやいてしまった。
「え・・・」

 そこからはあまり何があったか、覚えていない。気付いたら御蓮に帰ってきていた。
 シルト、”盾”の名を持つ暗殺者がまだいたのか、捨て去っていたはずの過去が現在に牙をむいて存在感を見せた。 板利 黄盾、ゲルプシルトは私のかつての友人だった。かつての友人は今の友人を菊田 言左右衛門とアイネアスを、殺した。

 スリーピィヘッド、それがテロリストの名だった。反御蓮の独立強硬派という名目の最低のテロリストどもだ。暗黒大陸にカムイ以外の独立国の樹立という理想を掲げながら非人道的な兵器を運用している。そしてそのクズどもに力を渡しているのは・・・。
「ヒルドールヴ、潰してやる」
 菊田武蔵はつぶやいた。何度目だ?もう息子は帰ってこない。奴らは俺の封印した技術を勝手に使っている。許せない理由はいくらでもあった。復讐なのか、仇なのか?もう尻込みする必要はない。彼らも力を貸してくれるはずだ。息子達の未練をはらしてくれる。

 宝生はまだ小さい親友の娘をみながら、行きおくれていきそうな自分を嘆いていた。誰か相手を探してみようとふと頭をめぐらすと、一人思いついた。菊田だった。
 いやいやいやいやないないないない。無駄に焦っている自分をみて、秋那ちゃんが不思議そうにこちらをみる。うんないよね。
 最悪の知らせはこのちょっとした妄想のすぐ後だった。

 菊田 言左右衛門が死んだ。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 12:00 | SUBARMHEAD | Comments(0)

「おまえ達、計画は話しただろ!?とっと行ってこい」
と俺たちの雇い主は言った。俺たちのほかには車椅子に乗った少女がいた。そう俺たちの雇い主リトゥナ・ヒルドールヴがいるだけで、この応接間にはほかに誰もいなかった。
「言っておくが、俺は失敗は許さないからなあ。とっと連れて来いよ。時間がないんだぜ」
リトゥナは言う。
「年下に命令されるのが、俺は気にくわないんだがなあ?」
よせばいいのにMACHINEGUNがいつものように突っかかる。
「けっ、じゃあてめえは帰れよ。もう調整もしてやらないからなクソガキが」
「こんな体にしたのはどいつだよ!」
「おまえ達の望みを、俺は叶えてやっただけだぜ。この人もどきどもが、その辺覚えているか?」
毒舌の応酬に俺とほかの3人は嫌気がさしているに違いない。そしてRIFLEが止めにはいる。

「あいつは毎日不機嫌デーなのかよ」
MACHINEGUNが外に出た後つぶやく。
 おまえもだよ。





 山田 太郎は最悪だった、つきあっていた相手がオカマだったのが人生で3番目に悪いことだとすると、結婚詐欺にあったのが2番目で、これが一番悪いことだった。
 なんでだよ?疑問に答えはない。答えがあったとして納得するのか?言左右衛門との思い出を振り返るしかもう無いのか。呆然としていながら3度目の太陽が昇った頃、彼の友人の父から連絡が来た。

 久しぶりの再会で気分が悪いのはどういうことだ。木戸は思った。
 旬涼が死んだときのことを思い出し、俺は気が重くなった。今回も俺は何も出来なかった。
ガレージの中を歩きながら、周りをぼーっと見ているあるアームヘッドが目に入った。炎の剣を持った機体、スルトだ。もうおまえに乗る奴はいないんだよな・・・。そう思うと俺は悲しくなった。

 警報が鳴る。アームヘッドが接近している。視認では4機だ。こちらが使える機体はヘズ、ヴィーザル、スルト、ヘルの4機だ。ほかは出払ってしまったり改修中だ。
 敵のアームヘッドを視認で確認する。武蔵は知っていた。ハイブリッドレインボウ、 フリービーハニー、ターミナルヘブンズロック、そして ロックンロールシナーズだ。ヒルドールヴの試験機だ、つまり奴らはこちらに対し先手をとってきたと言うことだ。
10
 山田 太郎は迷わず親友の機体に乗った。悲しみに暮れるもう一人の彼の”親友”を起こすことが出来るのかはわからなかった。正直出来ない方が可能性が高いと思った。
「応えてくれ・・・スルト」
彼はまだ沈黙している。
11 
 ルミナスだって泣きたかった、でもまだ進まなくてはいけないと分かっていた。宝生が再び立ち上がるまで待つつもりはなかった。自分の故郷のことは自分で決着をつけたい、彼女はそう思った。泣いてはいられない自分のセイギを貫き通す。ヘルは応えてくれた。
12
 ヘルの発進を確認した。ヴィーザル、スルトも発進準備中。ヘズに乗り込みながら、スーは現実が信じられなかった。目の前でみたのに、いや目の前でみたからか。夢なら、これが悪夢なら良かったのに、ヘズの振動がその幻想を振り払う。
13
 俺はこいつで、フェンリルの奴に復讐をした。いやそう思っていただけだ。仇を討つということになんの意味があるんだ?現実は変わらないのに。
 ヴィーザルの中のトールに問う。答えは知っている、答えは自分で見つけろ。それはまったくその通りだよ。ヴィーザルは火花を散らしながら宙を舞う。
14
「こちらフリービーハニー、アナザーモーニングを援護する」
 俺は作戦通り、菊田重工の内部へと向かった。予想外だったのはまだガレージにアームヘッドが残っていたことだ。あれはスルト?良かろう俺が始末をつける。
「拙者はSWORD!尋常に勝負せい!」
返事がない、なめているのか?
15
 SWORDは大型の剣で斬りかかった。山田が絶体絶命と思ったとき、スルトが反応した。炎の剣はSWORDを受け止めた。
「ほう」
SWORDは感心したように第2撃をしかけようとした、しかしおかしい点に気付く、どうやら敵のアームヘッドが覚醒していないということに。
「どういうことだ?」
フリービーハニーを止めコクピットを蹴飛ばしたSWORDははすぐにスルトのコクピットに飛び移った。コクピットをこじ開けるとSWORDは山田に問いかけた。
「どういうつもりだ?貴様」
16
 敵のパイロットは少年だった。そしてこちらにとどめを刺すのではなくコクピットに来てなにやら説教をしている。
 やはりスルトは、まだ応えてくれなかったか。だが・・・。
17
「ここが弱点か」
 RIFLEはヘズの弱点を調和”HEART IS THERE”でみつけた。彼のロックンロールシナーズとヘズは相性がいい。実に相性がいい。彼は思った。
 スーがロックンロールシナーズの位置を見つけたときすでにそれは終わっていた。ヘズの機能では攻撃が探知できなかった。
 白い十字架が現出していた、ヘズの後ろに、ロックンロールシナーズの能力で現れたそれを熱で察知することは出来ず、カメラを持たないヘズにそれを見つける手段はなかったのだ。
18
「ヒャッハー!どうしたよどうしたよ!」
 MACHINEGUNはヘルに対して弾幕を張っていた。向こうのアームヘッドはなぜか動きが鈍い。いやこのハイブリッドレインボウが強すぎるだけだな。そう断定してばらまいている弾で向こうの哀れなアームヘッドが産廃になるのを待つだけだ。
19
「そいつがヴィーザルって言うアームヘッドかい。いいですねえ」
AIRはつぶやいた。おそらくこちらのアームヘッドより目立つ機体に違いない。そうに違いない。
 オーツードックの効き目が悪い、ならドッカーンだ、ドッカーン。この空気がふるえる音が好きなんだ、最高だ。俺も一緒にふるえるぜ。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 11:59 | SUBARMHEAD | Comments(0)

3,LASTONE


 そいつは突然私の前に現れた。燕尾服を着た姿をしているが、ほかが奇妙だ、人間には見えない。こいつも幻想か。
それは月がきれいな晩だった。ヘブンの空に十三の月が総て輝く日。私はそれをみるのが好きだった。
「リトゥナこんにちは」
「こんばんはだろ」
「こんばんはだろ」
そいつの声がエコーするように響く。
振り向くとそいつがいた。
「俺は幻覚とおしゃべりするのは嫌いじゃないな」
俺はそいつに応えてやった。
「月がきれいだねリトゥナ」
「きれいだね」
「きれいだね」
「ふん、あのトンドルとか言うのは御蓮語で飛んでいるって意味らしいな」
幻覚に知恵をつけてやろう。私は月を指さして言う。
「実はそれは違うって知ってた?」
「違うんだよ」
「違うんだよ」
「それは初耳だな」
私は意外そうに聞く。
「あの星の名前は古代マトラン語で”もとに戻りたい”って意味なんだ。神になろうとした馬鹿な男のつけた名前だよ」
「くすくすエクジコウ」
「くすくすエクジコウ」
「そんな豆知識が俺のなんに役に立つんだ?」
「きみはもとに戻りたい?それとも前に進みたい?」
「死にたくないだろ」
「死にたくないだろ」
「どういう意味だ?」
「きみの父がやった馬鹿な実験は知ってるよ」
「かわいそうに」
「かわいそうに」
「だがアレはもう終わったはずだ!もう無理だ、私はもうすぐだめになる、生きられない。失敗だ!絶望だ!」
「安心しなよ。僕はきみを掬いに来た」
「そう掬いにね」
「そう掬いにね」
「どういうこと・・・なの?」
「僕の玩具を紹介してあげよう」
「ふふふふふ」
「ふふふふふ」

20
「ヒュー。もうやってやがるぜ」
 イブリー・ノックハックランドは部隊から分かれ、自分の担当の場所にやってきた。敵はどうやら爆発を多用するアームヘッドらしい。周囲の地図の書き換えの仕事がいるかもっと彼は思った。もっともここはそういうことばっかだが。
 ギムレーの旧式アームヘッドが苦戦している。だがこのノルズリは違うぜ。ノルズリはその細い体を活かして爆風に傷つけられないように隙間を縫うように近づいた。ターミナルヘブンズロックが反応するよりも早く、光の粒子の爪をお見舞いした。ヴィーザルに気をとられて一瞬反応がおくれたターミナルヘブンズロックはその直撃をくらいのけぞった。そこに第2撃をお見舞いした。とどめのアームキル。

 そこに一発の攻撃。ロックンロールシナーズだ。
「撤退だ。AIR」
RIFLEが呼びかける。ターミナルヘブンズロックはヴィーザルを足蹴にしてその場を離れ、ロックンロールシナーズに近づいた。
「話は後で聞かせてくださいよ」
「分かっている、引くぞ」

 敵は逃げるのか?イグリナがやってくれたに違いない。
21
 仕事したくないでござる。羽渠 ランはつぶやいた。あたしを拾ってくれた重工には感謝してる。でもコレは違うんじゃない。このままさぼって帰っちゃおうかしら。そう思いながらも敵の反応を探している自分にちょっと感心した。ここかな?そこかな?
 うるさい銃撃音ですぐに気付いた。そんなに自己主張が強くちゃ生き残れないわよ。スズリはレーザーバズーカを構え照準を定めた。
 一撃が確かに頭部に命中した。しかしびくともしない、ハイブリッドレインボウに少したじろいだ。一発喰らったら死ぬでしょ人間は。チートお疲れ様。ハイブリッドレインボウがこちらに気付く。どん亀のスズリでは生身の時のようにうまく逃げられない。ヴェストリのほうが良かったなとちょっとランは思った。スズリが機関銃を構える。サバイバルではもう勝ったんだからね。
22
「もう終わりかよ」
ハイブリッドレインボウの警告音が鳴る。弾切れだ。調子にのって使いすぎた。なんだあの意味が分からない装甲は。MACHINEGUNは舌打ちする。ハイブリッドレインボウが弾を使い切って不要になったボディをオートパージし、アームホーンとコクピット部が可変する。
 スズリがそれに向かってミサイルを発射する。しかしそれは爆発に巻き込まれ消える。ターミナルヘブンズロックだ。
「撤退か。うまくいったんだろうな?あのヒステリーばばあに怒鳴られるのはごめんだぜ」
ハイブリッドレインボウはターミナルヘブンズロックに寄る。その後周囲で爆発が起こり、その煙が消えると彼らは消えていた。
23
 どういうことだ?際田 礼は疑問に思った。敵のアームヘッドがスルトに近づきパイロットは降りてなにやら怒鳴り合っている。ガレージの中をこのアウストリが歩いているのに二人はいっこうに気付かない。
 アウストリはスルトとフリービーハニーに接近するとハッチを開けた。
24
 いつの間にかアームヘッドが一機接近していた。パイロットは長い黒髪の美人だった。でも見たことがない。敵?それとも味方?子供も誰か分からないように見える。じゃあ味方なのか?
「何をぼうっとしているの?何かのご相談かしら」
「おお、そこのご婦人、聞いてくだされ。こやつ、自分が特性もないのにアームヘッドに乗って拙者と戦おうとしたのでござるよ」
子供が言う。
「あきれてしまいますね」
と本当にあきれたような顔をしている。山田は言葉がでない。
「でも、その勇気は買うわ、あなたが敵さんね。わたくしがお相手しましょう」
彼女はアームヘッドに乗り込む。
「おぬしはそこで見ておれ」
子供も乗り込んだ。
25
 フリービーハニーはアウストリから距離をとった。二機のアームヘッドは剣を構えた。そしてお互いにすり足で近づいて、二機は交差した。
 次の瞬間、折れた剣が宙を舞う。
「拙者の負けでござるな」
SWORDがいう。
「勝負を続けますか?」
「いや、もう迎えがきたでござる」
ガレージの外に一機のアームヘッドがいるようだ。
「いい勝負であった、いつか貴殿とはもう一度勝負がしたい」
そしてフリービーハニーはスルトのほうを見ると、
「おぬしの勇気は買う、おぬしがその剣を扱えるようになったら拙者のところへ来い」
26
 一人の老人が安楽イスに座り、戦況をモニターで見ていた。
「あなたはコレをどう読みますか?武蔵さん」
後ろからの問いに武蔵は振り向いた。誰だ。
「私はLEARDER。あなたの絶望の果てにいるものですよ」
応えたのはまだ幼い子供だった。子供は続ける。
「結局私たちはあなたが失敗したにもかかわらず生まれた。希望のために生まれた絶望、それが私たち”キリングフィールド”ですよ」
「おまえ達はあの研究をまだ続けているのか?」
「彼女の研究が完成するまではきっとね」
「私に何か用があるんだ?出来損ないども」
「私はLEARDER、導くもの。研究を完成に導くのはこの私だ。あなたはその最後のピースだ。付いてきてもらう」
「私はREADERは読むものでもある!そういってくるとは思いましたよ、でもね、あなたの意思は関係ないんですよ」
LEARDERは武蔵の頭をこづいた。気を失った武蔵を担ぐと近くに止めてあるアナザーモーニングに向かっていった。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 11:58 | SUBARMHEAD | Comments(0)

4,ROON,S


 ついに最後のパーツが見つかったね。私はうれしいの、ヒルドルブ。さあ一緒に行きましょう。車椅子を走らせながら応接室へ向かう。
 ドアを開けると一人の老人が座っていた。
「やっと会えたな、俺がリトゥナ・ヒルドールヴ。ここの社長だ」
車椅子の少女は言う。
「言葉遣いからおまえの品性がうかがい知れるな」
武蔵はいった。
「いいのか、おまえの命は我々が握っているんだ」
リトゥナが返す。
「そんなことが貴様に出来るのか?」
「確かにそうだな、でも俺が必要なのはおまえの知識だけなんだぜ」
「ふん、私の息子の命を奪っておいてその言いぐさとはな」
「御託はいいんだよ!さっさと俺を改造しろ!あの女、ルコとかいったか!おまえの妻のように、俺を改造しろ!」
リトゥナが怒鳴る。
「・・・貴様、これ以上私の家族を侮辱すると許さないぞ」
「ふふふふふ、ははははは。許さない?許さない?おまえの家族はアームヘッドだけだろ!ハハハ!・・・ゲフッ」

 私は血を吐いた。
「お・・・、おい?」
武蔵がやや気を使うように見つめる。
「おまえがおもしろいから吐いちまったじゃねえか。ハハハ」
私は無理して笑い続ける。手で血をぬぐう。
「とにかく私には時間がないんだよ。おまえが俺を憎んでいるんだとしても。どうか私に夢を見させてくれ。リヴィングフィールドを完成させてくれ!」
私は彼に懇願するように言う。
「・・・」
彼は押し黙ったままだ。
「なんなら改造中に私を殺すがいいさ、おまえにはそれが出来るだろ?もうコレでいいんだ私の歩みはね、少しだけ考える時間をやる。総てが終わったら帰してやるよ」
27
 私は金野 零子と彼女は紹介した。ほかに数人の”ラストワン”のメンバー。ニック・ジェリータ、ヤグニテ・ナポリーノ、イグリナ・サンドムーンバック・シェネロティカ、イブリー・ノックハックランド、羽渠 ラン、際田 礼と順々に名乗っていた。
 それに対して”トゥ・チェンジ・ザ・ワールド”は悲惨だった、リーダーを喪い、指揮を喪い、士気を喪った。多くのメンバーが悲しみにうちひしがれている。
 羽渠がルミナスに話しかけた。
「あんたが、ヘルのパイロットだって?」
「そうだけど?」
「どうしてあんなに切れが悪かったのよ、やっぱり菊田さんのせいなの?」
「・・・それもあるけどね、友達が引きこもっちゃったの、今回のことで」
フッと羽渠は笑った。
「サバイバルで生き残る方法って知っている?」
「え?」
「余計な心配の種を潰すことよ、そのこのところへ行きましょう。あいにく引きこもりなら経験者よ」
28
 お気に入りの熊の人形を抱きながらベッド上で考え事をする生活を始めて何日たったのか?どうせなら時間が戻ればいいのにと宝生は思った。
 ピンポーン、チャイムが鳴った。ユッキー?ユッキーは確か三日前に来てもうあってなかったっけ?ピンポーン、またチャイムが鳴る。もうしばらくしてもう一回チャイムが鳴る。ユッキーには3回目で出なかったら帰ってといってあるので無視していたら、もう一度、ピンポーン、チャイムが鳴った。ユッキーじゃない。とんでもない轟音が鳴ってドアが開いた。
「私の改造ガスガン”アマサワ”の威力はどうだ」
鍵穴は本来の役目を果たさなくなっていた。
「ごめんね?旬香ちゃん」
ルミナスが謝る。水色の髪をした見覚えのある人、ルミナスと髪を短く切った見覚えのない人がいた。
「おいヒッキー、ちょっと連れて行きたいところがある」
見覚えのない人が言った。
「え?」
「あっちをみな」
彼女は窓の外に指を指す。窓の外には赤いアームヘッド、リアルメシアだ。
「ユッキー?」
「こいつらはおまえを心配して連れに来たんだ、まったくうらやましいぜ」
彼女は言った。
29
「ほら、あのガキ、いけ好かないとは思ったけど、若いのにたいしたモンだと思わないか?」
羽渠は武蔵の孫、言左右衛門の息子の小次郎を指さす。
「今回の祖父の救出作戦のために村井さんに話をつけ、連合王国と御蓮政府の密約により連合王国は国内での作戦に目をつぶるそうです」
小次郎はきびきびと作戦について話している。
 小次郎がこちらに目をつける。
「旬香さん、ルミナスさん、羽渠さん。ここにいたんですね。次の作戦のためにちょっと頼みたいことがあったんですよ」
「いったいなんなの?」
誰が言うことなく聞く。
「この作戦は施設への潜入を含むので敵の人間型ファントムを警戒する必要があります。そのためにこちらも人間型ファントムを用意します」
「人間型っていうと?ルーンズ?」
「そうです、ルーンズの協力を仰ぐためにラストワン、トゥ・チェンジ・ザ・ワールドの混成部隊を北御蓮に派遣します」
ちょっと間をおいて、羽渠のほうを見ていう。
「あなたが羽渠さん?すこし聞いていたのと違いますね」
「そうか?まああたしもここはいって少し変わったかもな」
羽渠はちょっと思案する。
30
 北御蓮という地域は御蓮本国から赤道を挟んだ位置にあり現在春である御蓮に対し北御蓮は少し肌寒い秋であった。北御蓮が北海として御蓮の道として加わった後、アームコア採掘地として駆城という町が形成された。その海の近くの町のはずれにルーンズがいるらしいというのが小次郎の話だった。
 菊田重工の輸送艦”桜衛”は駆城港に接岸し内部には数機のアームヘッドが搭載されていた。その中には新型アームヘッド”エッダロキ”が搭載されていた。スーは壊れたヘズに代わり用意されたそれを見ていた。
「なんで、今頃になって、スリーピィヘッドが動き出したの?」
黄盾というかつての同僚はまだ生きていて、私へのあこがれを憎しみに変えてまだ暗殺者を続けている。
「お悩みかい?ハニー」
砂のような髪、薄汚れたカウボーイハットにぼろくさいサングラス、ちょっと小さい身長、イグリナ・サンドムーンバック・シェネロティカだ。こいつはどうもうさんくさいと彼女は思っていた。
「なにかようなの?」
「俺がなんか相談に乗れることはないかなってさ、俺が聞いた守野屋 スーはもっといいパイロットだったんでな」
「余計なお世話だな」
イグリナはホルスターから二丁の銃を取り出し、スーに見せた。
「羽渠にもらったんだ、いいだろ」
「玩具の鉄砲か」
馬鹿にしたように言う。
「お、結構目利きいいのね、俺は最初全然分からなかったんだぜ、あいつ代わりに俺のアームヘッド寄こせとか意味のわかんないこといってたんだぜ。無茶いうなよ」
「もういいかな?」
スーは切り上げようとする。
「黄盾のことで悩んでいるのか?黒盾?」
イグリナの声色が変わる。
「なぜそれを?」
「こっちじゃ有名だぜ、暗殺王の失踪は」
「おまえ一体何者だ」
「ただの迷子のカウボーイさ」
イグリナは煙に巻く。
「そうだな、銃の腕を競わないか?勝ったら教えてやるよ」
彼は提案した。
「最初からその気だったでしょ」
「フッ」
31
「このアマサワとかいう銃使いにくいんですけど、威力はあるけどさあ」
よく言う、五本の空き缶のうち、四本に命中させたくせに。
 スーは玩具の銃を構える。わかったどうやら、勘は鈍っていない。ねらいを定める。
32
「ヒュー、しびれるねえ」
全段命中のスーにイグリナは感心したようにいった。
「手を抜いたくせに、分かっているぞ」
「本領のあんたはやっぱちがうな、話してやるよ。」
イグリナが話を始めた。
「俺もかつては盾の候補だったんだよ。暗殺者だったんだ。でも俺がしたいのは命のやりとりだった。暗殺とは違う。だからね、俺はスリーピィヘッドの暗殺者を殺して回ったんだよ。だけど組織は最強の刺客を繰り出した、板利だよ。俺は辛くも逃れてここに付いたんだぜ」
「おまえもいかれてるんだな」
呆れたようにスーは言った。
「手厳しいぜ、だが奴はあんたがいなくなってから変わったぜ、奴は盾で一番の問題児だ。暗殺もより残虐趣味になり、相手を楽に殺すという発想もなくなった。あんたへの憎悪を相手にのせてるんだぜ。そいつに追われてた俺の気持ちも察してくれよ」
「私は今回、あいつとの決着をつける」
スーは意を決したように言った。
「がんばりな、スー」
イグリナは茶化すように励ました。
33
 ルーンズ・ネストとして指定された場所は外から見れば洞穴にしか見えないが、中に入ってみれば人の手が入ってるような内装が広がっていた。中に入ったのは、山田、際田、スー、イグリナ、ルミナス、羽渠、木戸、イブリーの8人だった。ほかのメンバーは直接アプルーエに乗り込むための準備中だった。その8人が大広間のようなところに付いた。
「誰もいないな」
山田がつぶやいた。
「うふふふ、誰もいないって?おバカさんねえ」
どこから声が響く。歩く音が聞こえる。
「こんにちは、人間の皆様。私はルーン・エイワズ」
しゃれたワンピースを聞いた女の子が歩いてきた。
「ルーンズを見るのは、初めての方もいるみたいね?驚いてるのも無理ないわね。私たちは完璧ですもの」
「今居るのはきみだけなのかい」
イブリーが問う。
「今お姉様達はちょっとお引っ越し中なの、だからハガ姉ぐらいしかいないわ。あとはフェイとマンナズとカノが残っていたかしら」
「じゃあほかの四人はどこにいるんだい」
イブリーが再び問う。
「きれいな人間のお兄様、みんなは晩ご飯を用意しにいったわ」
エイワズは周りを見渡すと、満足そうに、
「驚きかしら?私たちは完璧だからお食事だって食べるのですよ」
「ど・・・どこに行ったのか分かるかい」
「何かお望みなのかしら?人間の皆様。私は協力しないわ。でも彼女たちがどこに行ったのか知りたいなら教えてあげる」
34
 ルーン・ハガラズは北の方へ米を収穫しにいったらしい。ここが一番遠いな。そう思った山田はスルトに乗って向かうことにした。スルトには最新式のFASを積んでいて戦闘機動は無理でも、移動くらいは出来るようになっていた。
「私もあなたについて行きます」
際田の発言は意外だった。
「え、なんで?」
彼は思わず聞いてしまった。
「あなたは危なっかしいの、私が付いていないと不安だわ」
35
 スルトの後ろをアウストリが飛行している。近くに田んぼがあるはずだ。しかしわざわざ米を収穫するなんて本格的だな。一体何を作るんだ?
 アームコア反応を確認した。一体何の反応だ。ルーンズの反応は小さめでセンサーには引っかからないはず。アウストリも周囲を警戒している。
 その正体が姿を現した。フェンリル?いやガルムだ。ここはファントムが野生化しているのか?
 際田から通信が入る。
「タスケテ・・・」
「え?」
「私・・・犬苦手」
アウストリがスルトに寄り添う。ガルムは戦闘態勢を崩さない。ガルムが飛びかかる。スルトはアウストリをかばうようにして前に出る。ガルムがスルトの腕にかみつく。
「いい加減目をさませよ!スルト!」
山田は叫んだ。
36
 なにが原因だろうか?FASか?山田の成長か?時間か?刺激か?スルトは再び覚醒した。スルトはガルムを振り払い炎の剣を構えた。
「やめて!」
別の声がする。いつの間にだろうか。一人の女の子がガルムの頭の上にいる。
「だめでしょ」
女の子はガルムの頭をこづいた。その瞬間がガルムが総ての足で膝をつき、倒れた。
「お騒がせしちゃってねー、ごめんねー。お兄さん、お姉さん。なんのようなの」
「きみがルーンズ?」
山田がたずねる。
「そうねー、私ねー。ハガラズ。よろしくねー」
37
「僕はランか、礼が一緒がよかったー。トゥチェンの子達ともお近づきになりたかったけど、よりによってハゲのおっさんかよ」
「悪かったな、イブリー」
木戸がにらむ。
「イブリーって呼んでイイのは僕が認めた子だけだよー。おっさんはだめー」
木戸は無視して進む。この辺に香辛料を取りに行ったのはフェイとかいうルーンズらしい。
「ルーン・エイワズって子も性格は悪そうだけど美人だったよね、おっさんはどう思う?」
「おっさんはやめろ、ノックハックランド」
木戸はもう一度にらむ。
「はいはい、怖い怖い」
38
 木戸はイブリーに近づいた。
「おい木戸さん、近い近い。加齢臭がするよう」
「うるさい、ちょっと誰か付いてきてないか?」
木戸が耳打ちする。
「え?」
イブリーは周囲を目でおう。草むらが不自然にふるえる。
「誰だ!」
木戸が威圧的にいう。
「ばれちゃったじゃないバカ!」
出てきたのは金野と見覚えのない女の子だった。
「バカじゃないし、私はフェイだし」
「隊長さすがっすね、もう見つけてるなんて」
「えへへへへ」
39
「私がマンナズです。よろしくお願いします」
町の八百屋に買い物に来たルーンズは礼儀正しい子だった。
「ほかの方は?いらっしゃらないのですか?」
マンナズは羽渠とルミナスにたずねた。
「いまはいないよ」
気のせいか小さくチッといったように聞こえ、その後女だけかよと聞こえたような気がした。
「じゃあさっさといきましょう」
と少し態度から礼儀正しさが抜けたように見えた。
40
 最後に残っていたカノだが、彼女は養鶏場から鶏を盗もうとして捕まっており、スーとイグリナは彼女と一緒に平謝りし彼女を連れ出すことに成功した。
 結局今晩のご飯はチキンカレーだったらしいが、無駄に手がこってたり方法が間違っていたのは彼女たちが少しずれているからだろうと小次郎は結論づけた。
 協力者はそろい作戦名”リトルバスターズ”は明後日決行されることになった。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 11:57 | SUBARMHEAD | Comments(0)
41
「すでに敵は活動を開始しているようだ、オルチェストラを展開し、トロイメントを占拠、アプルーエ連合王国政府も手出しづらい状況だ。こちらの作戦としてはエッダロキとスルト、セイズ、アンドラング、ナコレヴィーシェーット、ヴィーズブラーインを展開しマーダーエンゼルの支援を受けながらオルチェストラの相手をする。その隙にルーンズを同乗させた、ノルズリ、スズリ、ヴェストリ、アウストリとそれらを護衛するオーディンを敵本部へと潜入させる。トールは本艦の護衛のために待機。これよりリトルバスターズ作戦を開始する」
「え、リトバス作戦?」
羽渠が一度聞き返したが、みんな無視した。
42
 オルチェストラ八個師団、在庫放出といったところか?スーは思った。オルチェストラは複数の種類のアームヘッドを集めた師団として販売しているという名目のアームヘッドらしい。約300機のアームヘッドはそれだけで小国の全戦力に匹敵しヒルドールヴ・スリーピィヘッドが現時点で最大の私設武装組織という証明になっている。
「シュヴァルウウウウツシルウウウウウトオオオオオオオ!」
通信が入る。
「板利・・・」
「おまえをこうやって嬲れる日を待っていたよ!大切な人を奪われて悔しいか?安心しろすぐに同じとこに送ってやる!」
「クズが」
そういって通信を切った。
43
 五機のアームヘッドはヒルドールヴ社の本社の大広間らしきところに着陸した。オルチェストラはほかのアームヘッド、特に、ロキに集中しておりこちらへの興味は薄かったようだ。古城のような外見の建物の城壁に当たる部分や城門をぶち破って侵入したここのほうがもっと危険である可能性はもちろん高かったが。
 ルーンズを放出し、五機は互いを背にしながら周囲を警戒した。
44
 間違えて屋上に来てしまったらしいとフェイは考えた。何事もないかのように静寂な夜。そこに輝く月を見ながらフェイは次はどこに行くべきか考えた。
「お姉ちゃんきれいだね」
急に誰かが話しかける、振り向くと一人の少年がいた、いや子供と言うべきか。彼の割と整った顔立ちは、不気味な不自然さを感じさせた。
「フェイだし、フェイはそこまで年いってないし、誰だし」
フェイはすねたように言う。
「僕はロブ、一応AIRって呼ばれていたんだ」
少年はフェイに答えた。
「フェイのパパはどこにいるの?」
彼女は少年に問う。
「武蔵さんか、どこだろうね、でもこの屋上にはいないよ、お姉ちゃんはバカだな。こんなところにいるわけないでしょ」
ハハッと彼は笑う。
「ひどいやつめ」
フェイはロブをにらむ。とりあえず階段降りなくちゃ。フェイは階段に向かう。
「待ってよ、どうせだから僕の最後につきあってよ」
AIRが光の粒子を手から出す。AIRは空中制御ユニットを加速に使い、フェイに近づいた。
「さよなら」
ロブは言った。
45
「ひどいやつめ」
フェイは音を壁のように発生させ、ビームソードを受け止めた。
「すごいね、フェイちゃん」
「どうだ、だれがさよならだって?」
フェイは自慢げに返す。
「どうやら僕のようだね」
ロブが血を吐く。
「どうしたの?」
「キリングフィールドの限界だ、もうじき僕は死ぬ。もういって、僕の死体なんてみたくないでしょ」
ロブはあきらめたように全武装を収納し、あきらめたように座った。
「・・・さよならロブちゃん」
フェイは少し哀れむように言った。
「さよならフェイちゃん」
46
「面倒くさいんだよ!クソが!」
マンナズは悪態をついた。会議室らしい部屋のイスに座って何度目かの休憩をしているマンナズは近くのイスを蹴っていた。
「ふ、ヒステリー女は敵にもいたんだな」
「だれ?」
普段の癖かマンナズは態度を取り繕う。
「だが冷静に考えてみれば、そういう性格も案外悪くもないかも知れない、なあ?」
短い髪を無理矢理束ねたような髪型をした少年が言う。
「キリングフィールドってやつなの?」
「俺は人間だよ、人間のつもりだった。アレックス。あいつらはMACHINEGUNって俺を言うんだけどね」
アレックスは笑う。
「どうしてキリングフィールドなんかになったのさ」
彼女は興味深そうに問う。
「気にいっちまったのさ」
「いったいなにを?」
「鈍感だな?最後まで言わせるきかよ」
彼は少しためらった後、
「リトゥナだよ!」
アレックスがそういうまで気付いていなかった心中を告白するとMACHINEGUNは全身の重火器を展開した。
「俺は選ばれたんだ!キリングフィールドに!それが儚い身でも!」
アレックスの照準は適当だ。マンナズに当てる気など無いように見える。
「あなたは最高のバカだな!」
「バカでいいんだよ!」
47
 会議室を穴だらけにし弾が尽きても結局彼はマンナズにとどめを刺せなかった。アレックスは膝をついたまま動かなくなった。
「馬鹿な奴」
マンナズはアレックスの目を閉じてやった。
「畜生」
マンナズはつぶやいた。
48
 なんだかテレビがたくさん並んでいる。カノにはそれがなんだか分からなかった。なんだかテレビの下のボタンを押している奴がいる。
「一体なにやってんだ」
カノは問う。
「ゲーム」
髪留めをした少年は答えた。
「おもしろいのか?」
「別に」
「ところでおやじ知らない」
「知らない」
「じゃ・・・じゃあな」
なんか関わらない方が良さそうだ。
「待って、あなたルーンズでしょう」
「じゃあおまえがキリングフィールドか?」
「私はレベッカ、そんなんじゃないわ。私はキリングフィールドのRIFLEなんかじゃない。もう終わったの」
「なにが?」
「ゲームオーバーよ」
RIFLEは腕からライフルを展開した。
「こんなロボットの体なんていやにならないの?ルーンズ?」
レベッカは問う。銃を構えてカノを見つめる。
「私は自分の生まれたままの体で満足しているわ」
「選択肢をミスったのね」
何かを悟ったかのようにレベッカは銃口を自分の口に入れる。
「お・・・おい」
カノはレベッカを取り押さえる。ライフルをレベッカの口から引っ張り出す。
「助けたつもりなの?」
「違う!なんでそんなことするのかって?」
「もうゲームオーバーって言ったでしょ」
レベッカは続けようとする。もう一度カノがやめさせようとしたとき、レベッカは言った。
「終わりのほうが先に来たみたいね」
そういうとレベッカは目を瞑った。目を瞑ったレベッカの口から血が垂れる。
「おい?おい?おい!?」
49
「あ~?」
ハガラズはいいものを見つけた。畳だ、ハガラズは畳の感触が大好きだった。しばらく寝転がっていてもいいよね。
「お嬢さん、道場で寝転がっていけません。ささっ立ってください」
ハガラズは注意されたので仕方なく立つ。
「ちぇっ。ちょっとぐらいいいよねー」
「だめです」
その男の子は”運命”と書かれた掛け軸の近くに座っている。防具を着込んでいる。
「だれー?」
「拙者はジェームズ、SWORDと拙者を呼ぶもの達はみな自分たちが帰らぬであろうという戦場へと行った。もう拙者をそう呼ぶものは誰もいない。忌むべき名ではあったがそこは無念でござった」
「ジェームズくん、私はハガラズー」
「ハガラズー殿、なかなかの手練れだとみた、拙者と最後の手合わせをしてくださらぬか?」
「いいよー」
ジェームズは満足そうな笑みを浮かべ立ち上がった。SWORDは一礼すると、剣を展開した。
「ではジェームズの一世一代の対決だ!」
「こいよー」
50
 剣が折れる。ハガラズはジェームズの一撃に反応し剣を掴み、そのまま勢いで折った。
「またしても我が剣が折られるとは・・・」
ジェームズは折れた剣に目をやる。
「しかし、彼らと再戦できぬのが我が人生唯一の悔やみ、そうだ彼ら、山田殿と際田殿に伝えてくれ。剣は勇敢に戦ったと」
というと落ちた剣を拾い即座に腹に刺した。
「痛い、やっぱ痛いな、いや腹に感覚系はなかったっけ?それじゃあ?」
ハガラズはジェームズを黙って見つめていた。
「どうしてこうなってしまうのかしらね」
ハガラズはつぶやいた。
51
 ”外なる神”五機のうち四機の起動を確認したLEADERは自分以外のキリングフィールドの死亡を察した。自分は”パノプティコン”を操作しなくてはならないので最後まで生きている必要があった。待っていろみんな、すぐにいく。
「ケヴくん?それが例の玩具ぁ?」
見知らぬ誰かが自分のかつての名を口にした。
「私はエイワズ、お父様には興味ないけど。その玩具には興味があるの。くださらない?」
「断る」
LEADERは”パノプティコン”の発射スイッチを押した。
 宙空に存在する”パノプティコン”は目標を性格に完全に抹消できる次世代型光学兵器を使用した宇宙衛星タイプのファントムだ。”パノプティコン”はエイワズにねらいを定め・・・・・・。
52
 ”パノプティコン”の制御画面に映ったのは「ERROR」という文字だった。エイワズはそれを見て、
「まあノルンたら、ロマンティストなのね。愛しの彼の名前をハッキング画面に表示するなんて?」
「どういうことだ?」
「読めなかったの?もうあんたの玩具はもらったよ」
ジェームズに閃光が降り注ぐ。
「ははは」
「貴様・・・?」
息も絶え絶えにジェームズが言う。
「これの威力が低いのかあんたが頑丈なのか知らないけど、まあ死んでもらうまでやらせてもらうわ」
53
 完全に機能停止したLEADERだったものの残骸をみてエイワズは笑った。
「さようなら、アームヘッドもどき」
お父様はこの近くにいる。でもまあ顔を合わせていく必要もないか、三年くらい前に顔を合わせたし。それよりもう一人の奴がエイワズには気になった。この戦場をあざ笑いながらみてるもの。本当の意味での”外なる神”を気にしていた。
0.1
「ふふふふふ、あはははは」
その笑い声は急に広間の奥から聞こえてきた。各機がそこに神経を集中させる。
「いらっしゃい、私のおうちへ」
「だれだ?」
イグリナが問う。
「忘れちゃったの?私はリトゥナ、リトゥナ・ヒルドールヴ。人類初のアームヘッドになることに完全に成功した人、”リヴィングフィールド”よ」
その姿は流線型の手足を持ち、髪であった部分はコードになり、目はゴーグルになって口や鼻は遠目からは見あたらなかった。
「さあ、皆さんに紹介します。私の一番最初の友達”HILDOLV”よ」
奥からオオカミの形をしたアームヘッドが現れた。
「さあ遊びましょう」
リヴィングフィールドはHILDOLVの上までジャンプし飛び乗った。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 11:56 | SUBARMHEAD | Comments(0)

6、LOSTMAN

54
 エッダロキはほとんどのオルチェストラを破壊したものの本体の損傷が大きく、地上に着陸するしかなかった。ほとんど破壊されたアームヘッドの群れの上に降りた。一機のアームヘッドがこちらに向かってくる。エッダロキはソードを構え、その方向に向かった。
「黒盾ええええええええええええええええええ」
「板利ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
二機が交差する。瞬間両機は自壊する、しかしコクピットはすでに開いており、飛び出した人影が、お互いに銃口を向ける。
「貴様がいなくなって!私は総てを喪ったんだ!おまえには消えてもらう!」
「私は新しい生き方を見つけた!」
お互いの銃が発射される。アマサワの、レーザーガスは黄盾の放った弾丸を焼き尽くした。スーは銃を持ち替え再び撃つ、第2撃が遅れた板利はそのままそれを心臓に喰らう。
0.2
 HILDOLVは後ろ足で立ち上がり、首が体の側に向かって倒れた。爪であった部分に手足が生え、オオカミの頭があった部分に新しい顔が現れた。
「さあ行きましょう」
リヴィングフィールドはHILDOLVの中に溶けて無くなった。
HILDOLVの片方の目に光が出る。
 そしてもう一つ、額の第3の目が・・・。
0.3
「うごかない、うごかないの?」
際田は言う。
「こちらヴェストリ行動不能」
イグリナも言う。
ノルズリもスズリも動かない。あのアームヘッドの特殊能力のせいか?
0.4
「オーディンいけるね」
宝生は問う。オーディンだけは動ける、というなぞめいた核心があった。そしてオーディンはそれに答えた。オーディンは三つ目の怪物へと向かっていく。原因はあの三つめの目だ。
「動けるのはお姉ちゃんだけみたいね。さあ遊びましょう」
<少しだけ待ってくれ、我が姫よ>
誰でもない声がリトゥナに語りかける。
「ヒルドルブ?」
0.5
<私はヒルドルブと呼ばれていたものだ。私はかつて女王に裏切られた王であった。だがそうもうどうでもいいこと、私にはリトゥナがいる。彼女の憧れに従ってあなたの姿を取っていた無礼は詫びよう。ユグドラシルの王よ>
HILDOLVが語る。
「ヒルドルブ・・・」
<リトゥナ、残念だが、きみのリヴィングフィールドも完璧ではなかったようだ。きみと一体化した私には分かる。だが私もきみと共にどこまでもいこう>
「いいのよ、わかっていたわ」
<さあ私と戦うのだ!オーディン!私はきみをたおし、彼女の憧れそのものになる!>
「来なさいマイフット」
マイフットと呼ばれた物体が奥の広間からやってくる、壁と天井の間で反射と屈折のような動きを繰り返しながらここにやってきた。それは瞬く間に槍の形に変形する。
0.6
 オーディンがグングニルを構える。HILDOLVはマイフットを構えて突進する。グングニルはマイフットをさばく、オーディンはHILDOLVに蹴りを入れる。のけぞったHILDOLVに槍の一撃を加える。グングニルは第3の目を貫く。
0.7
<やはり、きみは強いな。私の負けだ。リトゥナすまない。私が弱いばかりに>
「いいえ、いいのよ」
「気をつけて!」
宝生は殺気を感じた。床や壁、天井から触手が生えた。宝生の言葉に気付いた各機は第3の目から解放され、その触手をかわす。しかしHILDOLVはその触手の一撃を食らう。
<ケヴもやられてしまった。ヨグ=ソトースも目覚めてしまったようだ>
「ヒルドルブ、もう少しだけがんばって!宝生お姉ちゃん!ちょっと付いてきて!」
<いいのか?リトゥナ>
「もういいのよ!あなたはがんばったわ!」
<聞けオーディンよ!この城全体が一機のギガースなのだ。その中枢のアームコアが私たちの来た場所にある、嘘だと思うならそれでいい、私たちだけでいく>
HILDOLVは奥の広間のほうへとはいずりながら向かっていく。
「みんな聞いて!ここはまかせたわ、私はあの子について行く!」
宝生が言う。
羽渠は指を立てて、
「がんばれよ!」
といって見送った。
0.8
 鳴動するアームコアが1つそこには存在した。その近くで一匹のオオカミと少女は満足そうに座っていた。
 グングニルはアームコアに向かって構えられた。投げられた槍が装置を破壊し、鳴動は止まった。宝生が気付くと二人は消えていた。
55
 天井が落ちてくる、怪物の最後の悪あがきだろうか?ノルズリ、スズリ、ヴェストリ、アウストリは四カ所で天井を支えた。
「ねえどれくらいもつんだ?」
イグリナが問う。
「しらねえよ、ランと礼、さっさと逃げるんだよ」
イブリーが言う。
「俺は抜きかひでえな」
56
「助けに来たぜ!ハニー!」
スルトだ、炎の剣を構え、天井崩落寸前の大広間に現れたのはスルトだった。炎の剣は大広間より上の部分を焼き尽くした。
「太郎・・・」
「私たちは脇役ですね、分かります」
羽渠がつぶやいた。
0.9
 ヒルドルブは月に向かっていた。トンドルと呼ばれたあの月へ、ああ平穏なあの日々に戻りたい。きっとエクジコウだって笑う図々しいお願い。きっとかなわないだろうけど。空を飛ぶのは今のヒルドルブには無理そうね。でもほら、あっちの下の方にもお月様が・・・。きっとみんなが待っている。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-03-14 11:54 | SUBARMHEAD | Comments(0)