こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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 カンタールの剣は灼熱の氷であると記されていた。まさにその熱き凍結はゼロッキーの眷属たるオルタナども打ち倒しイブリオン姫の待つ最上階へとたどり着いた。


「待っていたぞ」
 金色の毛に覆われしドラゴンがいう。
「イブリオン姫を返してもらうぞ!ゼロッキー」

「そうさせてもらおう!ただし貴様が私をたおしてからだ!」
 ゼロッキーの九本の蛇の形をしたしっぽの口からさまざまなブレスがはかれる。
「待っていたぞ、待っていたぞ!勇者よ!何度も私はおまえを待っていた!」

 カンタールはそのブレスをはじく。やがて剣は彼を追い詰め・・・。


「これが私の終焉か、うつろいしものよ・・・」
 ゼロッキーはヤングニトロを虚ろな目でみる。
「わ・・・私は・・・満足だったよ。虚無のような永遠の中でイブリオンにあえて・・・
彼女に会い、全てを知るが・・・いい・・・」


 そこには絶世の美女がいた。
「彼を・・・たおしてきたのですね」
 イブリオン姫はいった。
「これをみて、これが彼の残したもの。私たちへの祝福であり、彼らへの呪い」
 イブリオン姫は光る結晶を見せた。
「これは暗黒の未来たるオルタナを退け、浄火の帝国という希望を未来に残すためのもの
さあ剣を捨てなさい、もうそれは必要ない」

 ヤングニトロは剣を捨てた。

10
 しかしランダはカンタールを拾った。

「やっとこの時間につけたわね、カンタール」

「我々は我々の脅威を取り除かねばならぬ、すまぬなヤングニトロ。我々は利用させてもらった。
移ろいし世界(オルタナ)のために」

 ランダはイブリオン姫にカンタールを向けて・・・。



 カンタールが刺していたのは別の人間だった。
「ゼ・・・ゼロッキー。そこまでの覚悟か?」

「おまえに・・・おまえ達に私の・・・私とイブリオンのアーティファクトを壊させるわけには・・・
いかない!」

 ゼロッキーはカンタールを折った。

「私たちに・・・呪いを受け入れろというの!あの寒村のニンゲンどものように!滅びを待つだけの!
私たちは不死のオルタナよ!時代を支配しているのよ!」

「すまない・・・ダーヌよ、イブリオン姫と話していくうちにこれが最善だと・・・分かった」

「そう・・・、私たちはこの歴史でも失敗してしまったのね、後はあがくしかないのね」

「す・・・ま・・・な・・・」

 ゼロッキーは倒れた。


 その後のことは伝えられてはいない、ヤングニトロはイブリオン姫を城に返した後姿を消し、それと共に旅をした少女も行方不明。

 イブリオンの祝福と名付けられたアーティファクトのみが時を越えて残る。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-16 20:39 | -オルタナ- | Comments(2)

やぐんとにろの冒険

4 
 不知火山脈は歴史の黎明より氷に覆われた文明の及ばぬ領域だった。スカイダルの村を除いては。この永久凍土に人が住むことが出来たのは炎の聖剣たるカンタールの剣のおかげだった。

 ランダとヤングニトロはその村に着いた。しかし歓迎されるわけがなかった。剣を喪えば村は滅ぶ。だが尊重はそんな二人に対しても多くの馳走を用意した。テーブルの上、多く並ぶメシ。しかしそれをヤングニトロが食べることはなかった。ランダが全て食べてしまったのだ。


 その様子を村人達は驚いたようで、食後もひそひそ話をやめなかった。ご飯にありつけなかったヤングニトロは眠りについた。

 ふと目をさますと、目の前には赤い錆びに覆われた古くさい剣が刺さっていた。いつの間にか、引き寄せられるようにこの場所に着いたらしい。

「小僧、聞こえているか?」
 どこからともなく声が聞こえる。
「剣がしゃべっているのですか?」

「その通り、おまえ、顔に似合わず勘がいいな」
 剣が答える。

「さあ、俺を抜き、ネーブル・ウッドのゼロッキーを倒すがよい」

「しかし、村はどうなります?」

「再び凍り付き、時が止まるだろうな」

「では・・・」

「別にいいだろう、おまえを毒殺しようとした連中だ、恨みこそすれ恩義など無い」

昨晩の食事、毒が・・・。でもなぜランダは・・・?

「俺も奴らのことは気にいらんのだ、俺を宝物殿から盗み去り、俺の氷の呪力を利用しのうのうと生きてるような連中が。奴らには罰が必要だ?おまえもそう思うだろ?」

どれくらい迷っていただろう?

数日後、ヤングニトロの手にはカンタールの剣が握られていた。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-16 20:04 | -オルタナ- | Comments(2)
なんかこの前無性にファンタジー書きたくなったから



 ヴァレンシア王国という名の世界がかつて存在した。そこは向こう側の世界からやってくるオルタナの悪魔達と人間とのいつ果てるとの知れない戦いの地であった。
 
 とある王の時代(この王の名を記すことは出来るがまさにそれは意味のない行為であった)、唯一の跡継ぎであったイブリオン姫が、オルタナのロードたる存在ゼロッキーにさらわれた。王は国中から勇者を集め、ゼロッキーをたおしイブリオン姫を救い出させようとした。そこにはまだ若いヤングニトロの姿もあった。

「ゼロッキーをを討ち滅ぼしたものを王とし、我が娘の夫として迎えよう」
 王は宣言した。色めき立つ勇者達。ヤングニトロはその中冷静だった。彼は平和を愛し、おそらく正義のみが彼の目指す唯一の目的であった。ほかの勇者達が野心や欲望にまみれた不純な動機を持つ中、彼は明らかに特異に移ったであろう。おそらく彼がその性質を持っていなかったのなら・・・。


 それが全ての終わりであり共通した事実であった。


 ゼロッキーは狐の王たる存在であり、金色の狐人を従えたる、4対の翼と九本の尾を持つ怪物だとされた。かつてこの古ヴァレンシア王国をゼロッキーがほろぼさんと降臨したとき、一人の勇者が現れた。
 アウイエ・カンタールである。彼の持っていた聖剣こそ奴を滅ぼす唯一の手段だとされた。
 ヤングニトロはアウイエの傍系でありながらもそのアーティファクトの存在を知っており、カンタールの剣を手に入れることがこの国の危機を救う唯一の手段に思えたのだ。


 運命の導きというものがあったのか、至高神ダーショの神殿にてその聖剣のありかを知るランダという少女に会う。
 王都バオーラインのなかその寂れた神殿はあった。オルタナとの戦いの中で戦神のみがたたえられる中、ダーショへの信仰は薄まるばかりであった。その神殿を通り過ぎようとしたときだった。

「勇者様」
 少女が言った。彼女には不思議な魅力があり、いったことを信じねばならぬという不思議な衝動に彼は駆られた。
「引き留めてすいません、しかしあなたならこの国を救えると見込んで、カンタールの剣のありかをお教えしたいと思います」
 普段なら怪しさを感じぜぬはいられなかったが、不思議とその感情は芽生えなかった。
「私はランダ、その場所まで案内しましょう」
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-15 02:36 | -オルタナ- | Comments(1)

じえんどのつづき

武蔵の作った最強のアームヘッドが北御蓮にある、そう知ったティガーは北御蓮へ向かっていた。

 宝生旬香と秋那・テーリッツは村井の屋敷にいた。平幸がこの世を去り、幸太郎が戦死し娘の雪那とその夫のマキータはトンドルへの査察に出かけていた。
 つまりこの家に住んでいるのは姉弟だけだった。そうした二人を心配した母の友人である宝生は時々彼らの世話をしているのだ。

 そんな家に襲撃しようとしているもの達がいた。

「ここに”スカージ”があるんですか?」

「そうだしかもホーンだけの状態でな」

「なるほど、それで非パイロットの我々が呼ばれたわけですな」

 しかもここに警備員はいない、いや正確には別の棟に控えているのだが、金目の物に興味のない我々は”スカージ”の奪取だけをすれば良く、ここの警備は我々を対象にした物ではないのだ。我々は”ニンゲン”でも”旧世代”でもない。

 大きなアームホーン反応がいくつかある。忌々しきメシアと抜け殻の神の王であろう。そしてもう一つ。
”スカージ”だ!

「おかしい・・・」

「どうしたんですか?」

「スカージの反応が近づいている」

気付いたときには一人やられていた。

「貴様・・・、何者だ?」

「アームヘッドだ」

「名前を聞いている!」

「聞こえなかったのか?俺の名は”アームヘッド”だ!」

その手には一本のカタナが握られていた。その姿は我々と同じ・・・銀色の髪の・・・新世代のファントムだ。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-08 19:36 | ジ・エンド | Comments(0)
1,アームヘッドの前身
 アームヘッドの前身となる物はアラクネという多脚砲台である。走破性を重視した物であり、多くの機体がリズの世界制覇のために量産された。試作型のバイオニクルフレームが搭載されており自重を支える機能が優れていた。
 そして運用されていく中であの機能が発見されることになる。アウェイクニングバリアーである。現在ではアームホーンが発している物という認識が強いが、バイオニクルフレームも微弱ながらそれを発しており、アラクネの他の現用兵器に対する優位性となった。

2,皇帝の剣、ファニオ、そして神聖なる救世主
 村井平幸博士(1945~2020)と菊田五右衛門博士(1944~1985)が偶然にもアームコアの精錬法とバイオニクルフレームとの親和性を発見する。その詳細については不明、何らかの神懸かり的な発想による物らしい。
 そこで開発された機体がカイザーソードとファニオである。(この二機は早期から対アームヘッド戦闘を考慮していた、リズのアームヘッド導入を予見してか?)
 カイザーソードは多くの機体に発展していたがその時期にもファニオはマイナーチェンジに甘んじていていた。そのことは両博士の能力の違いと言うより設計思想の違いであろう。
 カイザーソードより安価なマンスナンバー(神聖プラント帝国軍との量産契約機体群)は十年間戦争(世代交代戦争、ギガントマキアとも、1980年の五大湖での戦闘からを指すことが多い、ウェスティニアクーデタ前には一時休戦をしていた)でアラクネと対抗して導入されウェスティニアの大半を奪還することに成功する。五大湖実験(プレーンビスケッツによるデデバリィ研襲撃を指す)より小規模なアームヘッドの導入をしていたものの未だにアラクネを主に使用していたリズ連邦は一時期領土の大半を失う。
 しかしDH重工が帝国のアームヘッドを解析して作り上げた対多数用のヴァンデミエールを導入したことにより戦況が好転する。
 村井平幸博士は菊田五右衛門博士が残したデュアルホーンシステムの解析に成功しそれを捕獲したヴァンデミエールのボディに適応させることによって、伝説の機体と呼ばれるセイントメシアを開発する。

3,アームヘッドの拡散
 多くのアームヘッドが導入された十年間戦争はアームヘッドの優位性を知らしめた。少数の機体で多くの戦果が期待できるアームヘッドは主にテロリストにも利用された。とくにクリッターの私兵集団ヴェノマイトの母体となった企業フェルディナンドアーマーなどはキャンディ研などと同時に早期に菊田重工と接触した。
 後にも(これらは後に英雄視されることになるが)ヘブンレヴォリューションやトゥ・チェンジ・ザ・ワールドなどが現れ、大企業との関連性がささやかれた。
 その結果多くの国家でアームヘッドの需要が伸び、村井研はその技術を提供することで成長していった。一方で菊田重工は御蓮国内のアームヘッド量産をになっていた。
 そのときの菊田重工の社長は後に初期の二人に並び称される(とくにあの生き物どもの中では)菊田武蔵博士であった。ファニオがヴァンデミエールに無様に敗北するとその使用を大胆に変更しファニオ昆虫型の仕様変更機を生産した、これらは後の多くの量産シリーズの始まりとも言える。そしてスルトから始まるワンオフ機(最終的にあの悪魔的なアビススカージにつながる)系譜が始まった。
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-08 17:34 | ワールドガイド | Comments(0)

二月だよ

一月さぼりすぎた!
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by yosidagumi_nikuya | 2010-02-02 21:35 | 駄文 | Comments(0)