こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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<   2011年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

ひとりの男がドーナツを焼いている。彼の休日はほとんどがドーナツ作りに費やされる。
『ドーナツまだか』
金髪の少年が待ちきれないといった感じで聞く。
『お前は本当にドーナツが好きだな』
『ヒレーの唯一作れるまともな料理だからな』
『それはどういう意味だ』
『特に深い意味はないよ』

マキータと暮らすようになって数年が経つ。マキータはアームヘッドの操縦に天才的な素質を持っていた。首都の沿岸での直接対峙のことから今までのことを思い出しもうすぐ自分も越されそうだとヒレーは考えていた。
ドーナツが完成しそうになった頃チャイムが鳴った。
『一体誰だ、特に誰か来る予定はなかったよな』
マキータに問う様にいう。
『知るかよ』

入ってきた人物を見たとき、目を疑った。
『マキータ・・・』
入ってきた人物そのブロンドはマキータそっくりであった。
『ニキータ、生きていたのか』
マキータがいう。
『面を喰らってしまったよ、まさか君が生きているとはね。いや君も死ぬようなタマじゃないよね』
ニキータはメガネを手で元に戻す、よく見ると眼の色も違う。
『本当にそっくりだな、驚いた』
ニキータの後ろの年配の男がいう。
『感動の再会は素晴らしいが、目的を覚えているよなニキータ』
もう一人は性別がどちらとも取れる。この暑いのに手袋をして長い袖の服をきている。
『分かっているよ、白樺さん。すいません紹介が遅れました。私はニキータ・テーリッツ。マキータくんの兄です』
ニキータが自己紹介する。
『こちらがマサダ・モノクロームさん』
年輩の方が頷く。
『そして、ムスタング・ディオ・白樺さん』
重装備の人物も頷く。
『暑くないの』
マキータが余分なことを聞く。
『肌が弱いのでね、露出はあまりしたくないんだ』
白樺が答える。
『ところで何をしに来られたのですか』
マキータがこれ以上失礼を重ねてもらっても困る。しかし、白樺の方に質問をしたりしたが実の兄の方に興味がないのだろうか、マキータはわざと興味がないようなふりをしている。
『新時代のエリート育成の計画をご存知ですか』
『マキータの方に用があるのですか』
『いえ、ヒレー・ダッカーさん、あなたにです』
胡散臭いとしか思えない。
『胡散臭いな、なぜロートルに用があるんだ』
『何をおっしゃる、リズの英雄といえばあなたですよ。帝国に最終的な勝利をおさめるため、是非あなたの力が必要なのです』
『あとにしてくれ、詳しい話を聞かせてもらってから考えさせてもらう』
『ありがとうございます、では失礼させていただきます』
ニキータは振り向いて言った。
『マキータくん、また今度ゆっくり話しでもしよう』
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by yosidagumi_nikuya | 2011-05-22 21:57 | ミスタードルーピー | Comments(0)

時空混乱のフィナーレ

6.
セリア・オルコットの時間移動の力を手に入れ、前にレイラインと出会ったとき目覚めた全歴史閲覧によって、その場所は突き止められた。

そこにはなにもなかった。

『まさか、こんなところに来る人間がいるとはね』
ナノハナは白樺に話しかける。
『ここにあるのか?』
『そうね、でもそれを知ってどうするの?あの小娘がわざわざ封印してくれた臭いものの蓋をわざわざとってしまうきなの?』
『どうしても必要なんだ』
『そのために、いろいろな人が犠牲になった、みんなが加害者で被害者ね。あなたもその連鎖に加わるの?』
『もうあとには戻れないんだ、ナノハナ』
オレはブラックシープを呼び寄せる。
『あら、感動の再会よ、オプションズだよ、シグナ』
5つの鎌を持つ銀色の神徒がいつの間にか現れた。
『行きましょう、シグナ、いえ、恐怖の神徒、スリヴァー』


7・
シリアス・プランと共にここにやってきた。
スリヴァーの攻撃は短調で殺意が感じられない。ブラックシープは簡単にスリヴァーの喉元を捉える。
『そんなに知りたいのなら、教えてあげる』
『え?』
『パンスペルミアの正体を教えてあげるわ、ドーナツよ』
『え?』

8・
『そうか、そうか』
聞き覚えのない声がする。
『聞きましたか我があるじよ、プッタネスカよ。ついにこのエライがたどり着きましたよ』
『よくやった、エライよえらいぞ』
『一体どういう事だ?』
シリアスが問う。
『またお前は、私にいっぱい食わされたというわけだ、ムスタング、そしてシリアスよ。私の世界と貴様達の世界をつなぐ特異点、それがここにあるのだ』
プッタネスカはスリヴァーの方を向く。
『私もまた貴様と同じようにあの娘の力を手に入れた、輪廻偽転生というね』
スリヴァーが形を変えていく。
『神徒が再び転生するとどうなるのかな?こいつが私の新しい世界をもたらすものだ』

『名前はメモリーニルヴァーナ』
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by yosidagumi_nikuya | 2011-05-09 21:24 | 三千世界のレイライン | Comments(0)

三千世界のレイライン

5・
セリア、ロバート、そして私。新動物実験が産み出した時間の特異点。それの起源は時空間の歪みに生まれた意思、シリアス・プランだった。それは自身によって歴史そのもが歪んでしまうことを危惧し、自分を生んだものと心中しようとした。だがパトリシア・ムスタング・フォックスアイとであって発見したことがあった。時間の特異点が意思を持ったのは意味があると。
そして同時期偉大なるものはレイラインという力を生んだ。歪みを生む特異点とそれを正すレイライン。

数世紀が経ち、それらはであった。皇帝の予言とそれを守護するセイントメシア、それに対抗するための新動物実験として。
プッタネスカの言うとおり、私はもう片方の力も手に入れた。
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by yosidagumi_nikuya | 2011-05-09 20:43 | 三千世界のレイライン | Comments(0)

収斂進化のムスタング

3・
もうひとつやっておくべきことがあった。パンスペルミアに対抗出来る唯一の存在ゴレンを復活させることだ。文字どおりに。だからこそ、いまのままではだめだ。

4・
リラティビティの前に一体のアームヘッドが立ちはだかった。創世だ。なぜ彼がマキータをかばうのか?私にはわからなかった。リラティビティの攻撃は事前に分かっているかのようにかわされてしまう。そういった戦いを何時間か続けているうちに一体のアームヘッド、文月だ。に乱入されてしまう。旧式機のはずの期待に翻弄されるうち創世とマキータの乗るダークサードはどこかに消えてしまっていた。

文月のコクピットが開く。
『お前もあの実験の被験者なんだって?名前はなんて言うんだ?オレはロバート・ラスター』
これが同類の二人目との最初の出会いだった。
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by yosidagumi_nikuya | 2011-05-09 20:42 | 三千世界のレイライン | Comments(0)

自我崩壊のモンスター

1・
セリア・オルコットは化物になってしまったのか?
セリア・オルコットだった奇怪な肉塊があの忌まわしき研究の生き残りたちを食い荒らし踏み潰し引きちぎる様子を見ていた。

ムスタング・ディオ・白樺は新動物実験最後の試験場"アイランド"にいた。新動物実験の最後を看取るためだ。自身を生み出した研究がこういった最後を迎えることはすでに知っていたが実際に観るのはやはり違うものだ。

セリアがあのシグナ・モノクロームを轢いた瞬間白樺は目を逸らした。セリアは変わってしまった、姿が、ではない。もう変えられない。だが変えるためにここに来たのだ。

シグナ・モノクロームの最後の日々、白樺は彼女に接触した。新動物実験に興味があったからではない。この後の悲劇が何を引き起こすか知っていたからだ。彼女ともう一度会うため、彼女の最後を見る必要があった。彼女の守っているものを見るために。

そして鍵を手に入れた。代償は大きかった。プッタネスカの言っていたことは本当だろうか?

2・
シリアス・プランはすべてを私に託した。パンスペルミアを倒さなくてはいけない。そのために彼の探しているものを見つける必要がある。すなわち彼の正体だ。

シリアスがパンスペルミアだと思っていたものはまた別の怪物だった。それは私に言った。
『お前の同類の力を奪え』

そうそれが、秘密へたどり着く唯一の手段なのだ
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by yosidagumi_nikuya | 2011-05-09 20:36 | 三千世界のレイライン | Comments(0)