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by yosidagumi_nikuya
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アームヘッドワールドガイド”アームヘッドの血統”編

1,アームヘッドの前身
 アームヘッドの前身となる物はアラクネという多脚砲台である。走破性を重視した物であり、多くの機体がリズの世界制覇のために量産された。試作型のバイオニクルフレームが搭載されており自重を支える機能が優れていた。
 そして運用されていく中であの機能が発見されることになる。アウェイクニングバリアーである。現在ではアームホーンが発している物という認識が強いが、バイオニクルフレームも微弱ながらそれを発しており、アラクネの他の現用兵器に対する優位性となった。

2,皇帝の剣、ファニオ、そして神聖なる救世主
 村井平幸博士(1945~2020)と菊田五右衛門博士(1944~1985)が偶然にもアームコアの精錬法とバイオニクルフレームとの親和性を発見する。その詳細については不明、何らかの神懸かり的な発想による物らしい。
 そこで開発された機体がカイザーソードとファニオである。(この二機は早期から対アームヘッド戦闘を考慮していた、リズのアームヘッド導入を予見してか?)
 カイザーソードは多くの機体に発展していたがその時期にもファニオはマイナーチェンジに甘んじていていた。そのことは両博士の能力の違いと言うより設計思想の違いであろう。
 カイザーソードより安価なマンスナンバー(神聖プラント帝国軍との量産契約機体群)は十年間戦争(世代交代戦争、ギガントマキアとも、1980年の五大湖での戦闘からを指すことが多い、ウェスティニアクーデタ前には一時休戦をしていた)でアラクネと対抗して導入されウェスティニアの大半を奪還することに成功する。五大湖実験(プレーンビスケッツによるデデバリィ研襲撃を指す)より小規模なアームヘッドの導入をしていたものの未だにアラクネを主に使用していたリズ連邦は一時期領土の大半を失う。
 しかしDH重工が帝国のアームヘッドを解析して作り上げた対多数用のヴァンデミエールを導入したことにより戦況が好転する。
 村井平幸博士は菊田五右衛門博士が残したデュアルホーンシステムの解析に成功しそれを捕獲したヴァンデミエールのボディに適応させることによって、伝説の機体と呼ばれるセイントメシアを開発する。

3,アームヘッドの拡散
 多くのアームヘッドが導入された十年間戦争はアームヘッドの優位性を知らしめた。少数の機体で多くの戦果が期待できるアームヘッドは主にテロリストにも利用された。とくにクリッターの私兵集団ヴェノマイトの母体となった企業フェルディナンドアーマーなどはキャンディ研などと同時に早期に菊田重工と接触した。
 後にも(これらは後に英雄視されることになるが)ヘブンレヴォリューションやトゥ・チェンジ・ザ・ワールドなどが現れ、大企業との関連性がささやかれた。
 その結果多くの国家でアームヘッドの需要が伸び、村井研はその技術を提供することで成長していった。一方で菊田重工は御蓮国内のアームヘッド量産をになっていた。
 そのときの菊田重工の社長は後に初期の二人に並び称される(とくにあの生き物どもの中では)菊田武蔵博士であった。ファニオがヴァンデミエールに無様に敗北するとその使用を大胆に変更しファニオ昆虫型の仕様変更機を生産した、これらは後の多くの量産シリーズの始まりとも言える。そしてスルトから始まるワンオフ機(最終的にあの悪魔的なアビススカージにつながる)系譜が始まった。
by yosidagumi_nikuya | 2010-02-08 17:34 | ワールドガイド