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こんなブログで大丈夫か?


by yosidagumi_nikuya
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第二十二話融合

影のものは怒りに燃えていた。脆弱なりテーリッツ。貴様の復讐心こそいとおしかったのに。アボーキーなどに屈服するとは。貴様も我に取り殺された脆弱な精神と同じだとは。

そう違うよなあ、テーリッツ。貴様は憎んでいる。そうだ世界を呪え。すばらしいぞテーリッツ。
スカージが嗤った。

スカージがまがまがしい姿へと変化していく。かつてテーリッツと呼ばれたものを核にしたアームヘッドとは別の存在。
影のものは顕現した。

『どうした、テーリッツ!』
村井が叫ぶ。
影のものが目の前から消えた。
『!?』
『もうテーリッツと呼ぶなトーア、我はダークハンターの皇。』
影のものはセイントメシアの両腕を引きちぎった。
『爽快だ!爽快だぞ!これが我のパワー。しばらく感じていなかった快感だ!』
こんどは羽をもいだ。明らかに遊んでいる。
『おのれ・・・テーリッツを乗っ取ってどうするつもりだ?』
『まずは世界征服だ。ついでに世界を救ってやろう!フハハハハ!』
『世界を救うだと?』
『あいつだ!虎視眈々と我らの様子をうかがっているあいつだよ。知らなかったかなエクジコウだよ。自分の降臨の前に我々6人の完全復活を防ぎたかったようだが失敗したようだな』

『6人?』
『リズ連邦が名付けた7人姉妹だ!長女のかたはそこで眠っているがな。』
創生を指さす。
『我々セブンシスターズは志は違えどやるべきことは同じエクジコウとほかの6人を出し抜くことだ』
そしてそれを達成したことに感極まっているようだ。
『さて、アームキルと行くかな。どうやらもうアームホーンは使えないようなので。直接やらせてもらうぞ』
コクピットを手刀で貫いた。
だが村井を殺す直前で影のものは止まった。
by yosidagumi_nikuya | 2008-09-13 18:11 | ”ザ・リベンジ”